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メモはこれから腕に貼る? 斬新ノート&メモ5選

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日経トレンディネット

日本最大の文房具の祭典「国際文具・紙製品展」(通称:ISOT、2015年7月5~7日開催)。この見本市で中心となるのは、やはり紙製品だ。アイデアを形にしやすい分野だけに、毎年面白い製品が登場する。今回も、レベルが高いノートや紙製品がそろったが、中でも特に興味深い製品を5つ厳選した。

高級筆記用紙を付箋に

東京・新橋の印刷会社、河内屋が、新橋のビジネスパーソンにカッコいい文具を使って欲しいという思いから立ち上げたブランド「KUNISAWA」。ツバメノートなどでおなじみの、万年筆との相性が良い高級筆記用紙、フールスキャップ紙を使い、小口にはカッパー(銅)の箔を塗り、黒を基調にしたクールなデザインの表紙で仕上げた、大人のノートを作った。

中でも、リングノートにフールス紙と小口箔を組み合わせた「FIND RING NOTE」(1500円)は斬新。付箋がフールス紙という「FIND STICKY MEMO」(900円)も面白い。デザインの中に使い心地としてのラグジュアリー感を入れていくのは、これからの文房具やアクセサリーには必要になってくると思う。

さらに面白いのは、「FIND NOTE SOFT」(2500円)。ソフトカバーの厚手のノートなのだが、「新聞を丸めてポケットに突っ込んでいるイメージで作りました」と、しゃれっ気も忘れていない。もちろん、製本も丁寧で開きもスムーズ。そういうベーシックな部分をしっかり押さえたうえで、ちょっとした遊びも仕込んでいるのだ。

腕に書くウエアラブルメモ

今回、最も画期的で未来を感じさせてくれたのが、コスモテックの「Wearable memo」(価格未定、10月発売予定)だ。名前の通り、身に付けるメモ。腕にメモ用紙を巻くタイプの製品は今までにもあったけれど、これは、そんなものではない。何と、張り付けた肌用感圧型転写シール(いわゆるタトゥーシール)に文字が書けるのだ。

感触は腕に直接文字を書くのと変わらない。鉛筆でもボールペンでも書ける。いらなくなったらはがして捨てる。本当の意味でウエアラブルなメモなのだ。これは、東京ビジネスデザインアワード優秀賞を受賞した製品で、メーカーとデザイナーをマッチングする東京都の事業のひとつとして生まれたものだそうだ。もともと、工業用フィルムメーカーのコスモテックがデザイナーと組むことで、新開発のタトゥーシールの上に文字が書けるフィルムを貼った製品を生み出したことがきっかけ。

肌に貼り付ける「隠せるタイプ」のほかに、肌に直接貼るのに抵抗がある人向けに、「貼れるタイプ」「消せるタイプ」の2種も用意した。ワンタッチで腕に巻けるシリコンバンドにシートを貼ってそこに書くのが「貼れるタイプ」、シリコンバンドに直接書けてボールペンで書いても消しゴムで消せるのが「消せるタイプ」だ。

これらのWearable memoは面白グッズとしてではなく、現場で働く人を支援するグッズとして開発されている。そのため、「消せるタイプ」「貼れるタイプ」には時間軸などが印刷されたタイプもあり、養殖の現場で細かいデータをメモしたり、プレゼンのカンペとして使ったり、看護師が作業中にメモを取るなど、仕事で使えるアイテムとして実際に利用されているのだ。ぬれても文字が消えないという点も現場作業向き。うっかり落としたりもしない、ウエアラブルであることに意味があるアイテムなのだ。

名刺入れと付箋とメモがひとつに

今年も、ペーパリーはISOTにたくさんの新製品を展示していた。中でも最も目を引いたのは「kamiterior memocci」(近日発売予定)。名刺サイズの付箋がハードタイプの紙製手帳型ケースに収まった製品で、いわば、名刺入れと付箋とメモが一体化してポケットに入れて持ち歩けるようになったもの。カバーが固いから立ったままでもサッとメモが取れるし、もらった名刺を収納できるから、これ一つポケットに入れておけば外での不意な事態にも大体対応できる。ペンも差せるようになっているから、オールインワンのビジネスメモといった感じで使える。

この「kamiterior memocci」のカバーに使われている紙はかなり丈夫。筆者は同じ素材で作られたメモケースを愛用しているのだが、すでに2年くらい使っているけれどキレイなままだ。むしろ角などが少し丸くなって味わい深くなった。ビジネスの現場で使うのに十分な強度と質感を持っているのだ。

1日を3つに分けた手帳

シヤチハタの「オピニ スケジュール管理」も発売から13年、働く女性のための手帳として完成度がとても高い製品になっている。2018年版では、一見、見開き一週間バーチカル型のようなレイアウトながら、縦の時間軸を撤廃。1日を3つのブロックに分けて、そこを使う人が自由にルールを決めて書き込むというスタイルになっていた。

いわゆるレフト型のレイアウトを縦にしたような形で、予定を時間軸だけで管理するのではなく、内容やボリュームで管理することも可能にしたレイアウトだ。これは、意外に見やすく使いやすいように思う。仕事内容が多様化した現在、このくらいの自由度は必要だと思うのだ。また、スケジュールとその日のToDoが同じページで確認できるのもうれしい。

もともと、上司のスケジュールが書き込めるなど、独自の機能を持った手帳なのだが、それに加えて、カバーの幅を少し広げて、ペン差しに差したペンがカバーの外側にはみ出さない配慮など、本当に細かいところまで目が行き届いた設計には好感が持てる。手帳メーカーのイメージはないシヤチハタだが、本当に良くできた手帳なのだ。

デジタル派にも便利な名刺管理

リプラグの「Log book」(1400円)は、名刺と、その名刺の相手に関する情報をまとめて管理できる優れたツール。何より、名刺の横にスペースを取って、そこに直接文字が書けるというレイアウトがうまいのだ。名刺の裏などに書くよりも、整理がしやすいし名刺自体が見にくくなることもない。さらに1ページ単位でバラバラにできるから並べ替えも簡単。名刺管理は意外に補足情報が必要なので、さっと手書きで補足できるのは、面倒な作業をかなりラクにしてくれる。そのLog bookをデジタル管理できるアプリ「Log book digi」が、今回のリプラグの新製品だ。普通の名刺管理アプリとしても使えるが、Log bookがあればさらに便利になる。

何といってもスマホで一度撮影すればLog bookの1ページ分、つまり3枚の名刺を同時に取りこめて、横に書いたメモも取り込まれるのは便利。有料だがOCR機能も持っているので、読み込んだ名刺のデータはそのまま地図や連絡先アプリとの連携が可能。

極端なアナログ名刺管理ツールのLog bookに、シンプルな操作性の名刺管理アプリを組み合わせるというアイデアがとても良いと思う。Webデザイナー用のテンプレートも作っているリプラグならではの発想だろう。

(文・写真 納富廉邦)

[日経トレンディネット 2017年7月19日付の記事を再構成]

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