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ママCA驚異の時短術「フライトも育児も大切な仕事」

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日経ウーマンオンライン

国際線のフライトともなれば13時間の乗務の日もあり、遅刻や忘れ物は厳禁。常にお客様から見られるだけに美しさもキープしなくてはいけない――。いつの時代も憧れの職業であるCAですが、仕事の責任は重大です。テキパキ仕事をこなすための時短術をJALのCAさんに教えていただきました。

今回は、CA歴20年目になる太田千穂里さんの時短術をお届けします。

フライトと育児で24時間フル回転

現在は国内線に乗務しており、4日間勤務しては2日間休むという「4勤2休」の勤務形態。ある日の「国内線日帰り」のスケジュールは……。

起床は午前3時。1時間程度で身支度を済ませ、空港へ。その後は日本国内の空港へ2便(1往復)、もしくは4便(2往復)のフライトに乗務。

16時ごろに帰宅し、そこから夕食の準備、お子さんとのコミュニケーション、入浴&リラックスタイム、翌日の準備、23時には就寝……と、まさにフル回転です。毎日を乗り切るバイタリティーはどこから出てくるのでしょうか。

オン・オフをしっかり切り替えるのがマイルール

「私の場合、仕事のオン・オフをはっきり区別できる性格なので、それが幸いしているのかもしれません」と太田さんは話します。

「出勤時に空港に着き、制服に着替えるためにロッカールームに入ったあたりから、だんだんと『仕事モード』のスイッチが入ります。夕方はフライトを終え、1日を振り返るブリーフィングでチーフの『お疲れさまでした』という声を聞くと、パチッと仕事モードからオフモードに切り替わります」

休日の過ごし方にも秘訣がありそうです。

休日は、外出する日もしない日も、「自分の時間」をしっかり確保しています。

健康管理はどのようにしているのでしょうか。「自宅では湯船につかって疲れを取ったり、ラベンダーやティーツリーなどそのときの気分に合わせたアロマオイルをたいたりして疲れを癒やします。また、お菓子作りをして甘い香りに癒やされることもあり、オフにはリラックスするように心掛けています」

「風邪を引いたかなと思ったとき、喉が痛いときには抗菌作用のあるマヌカハニーをなめ、早めの対応を心掛けています」

太田さんの毎日を支える時短アイテム

太田さんがフル活用しているのが、毎日の仕事や家事を時短するためのアイテム。「これはオススメ!」というものをいくつか紹介してもらいました。

【iPad】

会社から貸与されているiPad。フライトスケジュールから仕事の資料、乗務サービスの変更点などもすべて確認できます。

「フライト時間や自分のスケジュールの変更など、アップデートされたデータを確認できるので便利です。このiPadがあれば通勤中でも仕事上の勉強や調べ事ができますし、疑問点もすぐに解決できるので、助かっています」

【手帳】

お気に入りの手帳も見せてもらいました。フライトの確認はiPadで確認し、さらに手帳にも書き写します。

「毎月下旬に翌月のフライトが決まるので、そのタイミングで手帳に書き写します。やはり手で書いたほうが覚えますね」

休日には丸印を付けます。「休日には、ネイルサロンや美容院、友人たちとのランチの予定も書き込みます。ランチ会ではCAの友人と楽しい時間を持ち、ストレスや疲れを解消しています。休みの日はほぼ動き回っていますね」

【生協】

ママ友から勧められて、始めたという生協宅配。太田さんはパルシステムを利用しているのだとか。

「冷凍の魚やお総菜でもおいしいものが多く、毎日献立を考えるときに本当に助かります。仕事の日は野菜いためなど手早く作れるメニューにすることが多いですね。夕食の準備をしながら、子どもの宿題を見る日もあります」

【家族カレンダー】

生協で購入したという家族カレンダー。家族の予定を5人分まで書き込めます。

「2年間ほど使っていますが、一目で家族の予定が分かるので便利です。子どもが二人いると、それぞれが学校から持ち帰るお知らせやプリント類が多く、私と夫のどちらが確認したかが分からず、混乱の原因になってしまいます。それが家族カレンダーを使うようになって解決しました。自分や夫の予定、子どもの行事を書き込み、一元管理しています」。

【ルンバ】

「もう、ルンバ様々です!」と太田さんが絶賛するお掃除ロボット・ルンバ。

「掃除中の音は多少うるさいのですが、夜のうちにセットしておくと、朝にはすっかりキレイに。掃除機をかける手間も省けますし、きれいなリビングで朝を迎えられて、1日をすがすがしく始められます」

仕事と家庭、両方取ってもなんとかなります

時短アイテムを上手に取り入れつつ、仕事と家庭を両立している太田さんですが、今の生活スタイルは「その時々で改良してきた結果」だといいます。

「結婚しても『CAを辞める』という選択肢は、私にはありませんでした。結婚するとき、夫に『もし、子どもが生まれても仕事は続けたい』と伝えたら、『いいよ』と言ってくれました。当時まだ、子育てがどんなものか実感できなかったからそう言えたのかもしれませんが」と太田さんは振り返ります。

「夫も慣れない子育てと仕事の両立で相当大変だったと思いますが、小さいうちから子どもに関わってくれたおかげで、二人の子どもたちはお父さんが大好き。日ごろ、面と向かって言うことは少ないのですが、夫には本当に感謝しています」

実際、子育てが大変なときはお母様に月に2回ぐらい手伝いに来てもらったり、生協のお総菜を利用したり、そして夫の協力を得たりして、両立ができているそう。太田さんは、「必ずしも『きっちり完璧』でなくてもいいですし、不都合があれば、その都度改良していけばいいと思います。慣れれば手際良くなりますし、その分、自分の時間も捻出できるようになります」と強調します。

「そして、ふと気付くと子どもたちはなんとか育ってくれています。もし、今、仕事と結婚、出産・育児のどちらを選ぶか迷っている方がいたら、『どちらもかなえてもなんとかなりますよ』とお伝えしたいですね。家族の存在は自分の活力にもなります」

そういってほほ笑む太田さんの、りんとした表情の美しいこと。CAとして、妻として、母として積み重ねてきたキャリアと努力によって磨かれてきたのでしょう。取材陣が「りんとした姿がすてきですね」と思わず口にすると、太田さんは照れくさそうに笑いました。

「いえいえ、私は『自分が明るく楽しくいないと、お客様や周囲を笑顔にできない』と思って、自分の時間を楽しむようにしているだけです。思い立ったら友人と旅行にも行きますし、旅行関連の資格を取るため学校に通ったこともありました。もしかしたら、私よりも家族のほうが大変かもしれません(笑)」

未婚・既婚に関係なく、真面目な人ほど「休む」「自分の時間を楽しむ」ことに少しの罪悪感を持ってしまう場合もあります。「まずは自分が楽しむべき」という太田さんのマイルールを、ぜひ参考にしたいものですね。

(ライター 三浦香代子、写真 稲垣純也)

[nikkei WOMAN Online 2017年7月25日付記事を再構成]

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