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電源オフだと使えないiPhone 電子マネー素朴な疑問

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日経パソコン

タッチすることで商品を購入したり、公共交通機関に乗車できたりするスマホの電子マネー対応。実際に利用している人でもよくわかっていないことがある。「iPhoneとAndroidスマホで違いはある?」「バッテリーが切れても使える?」「格安SIMに変えたらどうなる?」「機種変更時の残高は?」など、素朴な疑問を調べてみた。

Q1 iPhoneとAndroidスマホで違いはある?

iPhoneとAndroidスマホでは、導入方法と対応する電子マネーに違いがある。Androidスマホは多くの機種が、スマホ以前の携帯電話と同じ「おサイフケータイ」に対応しているが、おサイフケータイは、利用する電子マネーのアプリをそれぞれ導入する仕組みだ。一方、iPhoneで用いる「Apple Pay」は、クレジットカードを登録すると、そのカードが電子マネーに連携し、決済に利用できる。このためEdyやWAON、nanacoといった電子マネーの利用はできない。なお、Suicaは例外扱いになる。

対応機種にも差がある。おサイフケータイなら、大手3キャリアから発売されている機種のほぼ全てが対応。Apple Payは、国内向けのiPhone 7/7 Plusだけだ。また、SIMロックフリーのスマホについては、国内メーカーの一部機種に限られる。

Q2 スマホを落としたとき、勝手に使われそうで怖い

タッチ操作だけで代金の支払いが完了する電子マネーだが、身分確認が不要のため誰でも自由に使えてしまう心配がある。そんな電子マネーをスマホで使うとき、どうしても考えてしまうのがスマホを落としてしまった場合だろう。見ず知らずの人に、チャージしたお金を勝手に使われることはないのか?

カード型の電子マネーと同様に、落としたスマホを第三者に使われる危険性はある。

完全に防ぐ方法はないが、初動が早ければ不正利用を防げる可能性は高くなる。例えばAndroidスマホの場合は、契約している携帯電話会社でおサイフケータイ機能を停止できるほか(※携帯電話会社によっては、専用アプリのインストールが必要)、電子マネーサービスに連絡して利用停止の処置の申請も可能だ。

iPhoneならさらに安全。QUICPayやiDでの決済は認証が必要なため、見ず知らずの人が利用するのは不可能。Suicaの場合はタッチのみだが、こちらもアップルのクラウドサービス「iCloud」経由で登録したカード情報を削除できる。

Q3 バッテリー切れやオフラインでも支払い可能?

使いすぎてバッテリーが切れてしまった……。こういったケースでもスマホで電子マネーは使えるのか? この問題では、iPhoneとAndroid スマホで状況が変わる。

iPhoneでは、バッテリーがなくなってしまうと利用できなくなる。本体の電源をオフにしておくのもNGだ。

一方、Androidスマホは、本体の電源をオフにしていても利用OK。バッテリー切れで起動できないときも、わずかに残っていれば機能するので、決済できる場合が多いようだ。実際に試した機種では、バッテリー切れの状態でも10回以上利用できた。

通信環境は、電子マネーの利用に関係なし。通信環境の悪い地下や地域でも決済に使える(※電子マネーのチャージには通信環境が必要)。

Q4 格安SIMに挿し替えた端末でも利用できる?

通信料金を節約できるとして人気が高まっている格安SIM。手持ちの端末はそのままで、SIMカードだけ挿し替えて使っているという人も多いだろう。この場合でも電子マネーは、利用できるのか。答えはYESだ。対応機種であれば、どのSIMカードを挿していても電子マネーの利用は可能だ。

Q5 東海道新幹線の乗換駅で特急券を買えないって本当?

前もって東海道新幹線の特急券を予約しておくと、新幹線の改札でもタッチ操作で乗車できる(※Android スマホのみモバイルSuica アプリで「ビュー・エクスプレス特約」[税込み1080円/年]への申し込みが必要)

だが乗車当日、東海道新幹線の乗換駅で特急券を購入する場合は厄介だ。構内の券売機はカードタイプのSuicaしか読み込めないため、特急券を購入する場合は、有人窓口で対応してもらう必要がある。

Q6 カードのポイントは付与される?

クレジットカードの多くは、支払金額の1%前後を還元するポイントプログラムを提供している。スマホ向けの電子マネーに登録したクレジットカードから支払った場合も、同等のポイントが付与されるので安心してほしい。ただし、下表のように優遇や特典については適用外になる場合がある。

Q7 グーグルの「Android Pay」って国内で使える?

2016年12月、米グーグルによる決済サービス「Android Pay」が国内サービスを開始した。現在、電子マネーではEdyとnanacoが対応する。Apple Payと同じように1つのアプリで複数の電子マネーを管理できるのは利点だが、個別提供する電子マネーアプリに比べると、使える機能が少なくなっている。

Q8 機種変更した場合、残高はどうなる?

スマホを新調したときは、電子マネーの引き継ぎ作業が必要になる。

Android スマホはモバイルSuica 上で機種変更手続きを実行。新しい端末から自分のSuicaのIDでサインインすると、残額を受け取れる。

iPhoneは、iCloud上にSuicaのカード情報が保管されるため、Walletアプリから以前のSuicaを復元する。ただしiPhoneからAndroid スマホに機種変更した場合、残高は引き継げない。

Q9 普段、JR東日本を利用していなくてもSuicaを使える?

普段は私鉄やバスを使っている人や、JR 東日本以外の地域に住んでいる人でも、Suicaは利用可能だ。Suicaは全国各地で発行する主な交通系電子マネーと相互利用しているため、乗車できないといった心配はほぼない。ただし定期券は、利用路線にJR東日本区間が含まれていないと購入できない。

Q10 クレジットカードは登録したくない

クレジットカードを登録せずにSuicaを使いたいなら、コンビニエンスストアの店頭でチャージするという方法がある(※JR東日本の「NEWDAYS」や、「サークルK・サンクス」「セブン- イレブン」「ファミリーマート」「ミニストップ」「ローソン」「イオン」などの一部店舗)。またAndroidスマホのモバイルSuicaアプリなら、携帯電話料金に含めるチャージ(キャリア決済)のほか、銀行チャージ(みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、じぶん銀行)も利用できる。

(ライター 原 如宏)

[日経パソコン2017年6月26号の記事を再構成]

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