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電源オフだと使えないiPhone 電子マネー素朴な疑問

日経パソコン

2017/8/16

PIXTA
日経パソコン

タッチすることで商品を購入したり、公共交通機関に乗車できたりするスマホの電子マネー対応。実際に利用している人でもよくわかっていないことがある。「iPhoneとAndroidスマホで違いはある?」「バッテリーが切れても使える?」「格安SIMに変えたらどうなる?」「機種変更時の残高は?」など、素朴な疑問を調べてみた。

Q1 iPhoneとAndroidスマホで違いはある?

iPhoneとAndroidスマホでは、導入方法と対応する電子マネーに違いがある。Androidスマホは多くの機種が、スマホ以前の携帯電話と同じ「おサイフケータイ」に対応しているが、おサイフケータイは、利用する電子マネーのアプリをそれぞれ導入する仕組みだ。一方、iPhoneで用いる「Apple Pay」は、クレジットカードを登録すると、そのカードが電子マネーに連携し、決済に利用できる。このためEdyやWAON、nanacoといった電子マネーの利用はできない。なお、Suicaは例外扱いになる。

対応機種にも差がある。おサイフケータイなら、大手3キャリアから発売されている機種のほぼ全てが対応。Apple Payは、国内向けのiPhone 7/7 Plusだけだ。また、SIMロックフリーのスマホについては、国内メーカーの一部機種に限られる。

携帯電話とAndroid スマホ、iPhone 7/7 Plus では利用できる電子マネーが変わる。Android スマホは、国内メーカーが主導した「おサイフケータイ」で対応。電子マネーの多くが利用できる。iPhone 7/7 Plus は、Apple Payという独自の仕組みを利用するため、Suica 以外ではQUICPayとiD にしか利用できない

Q2 スマホを落としたとき、勝手に使われそうで怖い

タッチ操作だけで代金の支払いが完了する電子マネーだが、身分確認が不要のため誰でも自由に使えてしまう心配がある。そんな電子マネーをスマホで使うとき、どうしても考えてしまうのがスマホを落としてしまった場合だろう。見ず知らずの人に、チャージしたお金を勝手に使われることはないのか?

カード型の電子マネーと同様に、落としたスマホを第三者に使われる危険性はある。

完全に防ぐ方法はないが、初動が早ければ不正利用を防げる可能性は高くなる。例えばAndroidスマホの場合は、契約している携帯電話会社でおサイフケータイ機能を停止できるほか(※携帯電話会社によっては、専用アプリのインストールが必要)、電子マネーサービスに連絡して利用停止の処置の申請も可能だ。

iPhoneならさらに安全。QUICPayやiDでの決済は認証が必要なため、見ず知らずの人が利用するのは不可能。Suicaの場合はタッチのみだが、こちらもアップルのクラウドサービス「iCloud」経由で登録したカード情報を削除できる。

完全に防ぐ方法はないが、初動が早ければ不正利用を防げる可能性は高くなる

Q3 バッテリー切れやオフラインでも支払い可能?

使いすぎてバッテリーが切れてしまった……。こういったケースでもスマホで電子マネーは使えるのか? この問題では、iPhoneとAndroid スマホで状況が変わる。

iPhoneでは、バッテリーがなくなってしまうと利用できなくなる。本体の電源をオフにしておくのもNGだ。

一方、Androidスマホは、本体の電源をオフにしていても利用OK。バッテリー切れで起動できないときも、わずかに残っていれば機能するので、決済できる場合が多いようだ。実際に試した機種では、バッテリー切れの状態でも10回以上利用できた。

通信環境は、電子マネーの利用に関係なし。通信環境の悪い地下や地域でも決済に使える(※電子マネーのチャージには通信環境が必要)。

iPhoneとAndroid スマホで状況が変わる

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