趣味・ガジェット

デジタル・フラッシュ

MVNO拡大、カギ握る実店舗 楽天の担当役員に直撃 佐野正弘のモバイル最前線

2017/8/5

楽天モバイルは実店舗での販売を強化している

 格安な料金で利用者を急速に増やしているMVNO(仮想移動通信事業者)。だがその弱点として指摘されるのが、SIMを購入して開通できる実店舗が少ないこと。その中で「楽天モバイル」は、MVNOとしては多い45店[注1]の実店舗を持ち、さらに拡大しようとしている。

[注1]2017年7月28日時点

 楽天モバイルを運営する、楽天の通信&メディアカンパニー楽天モバイル事業担当役員である大尾嘉宏人氏に実店舗政策について話を聞いた。

楽天モバイルの販売施策に関して答える、楽天の大尾嘉宏人氏

■差がなくなったネット広告と実店舗の顧客獲得コスト

 MVNOの中では早い時期から直営店を設けるなどして、実店舗展開に積極的に取り組んできた楽天モバイル。大尾嘉氏によると、楽天モバイルは取材時点で、直営店のほか、家電量販店の窓口や販売代理店による店舗など、全国に155の顧客接点を提供しているとのことだ。

 このうち、楽天が直接運営している直営店は8店舗のみ。多くは家電量販店での即日開通コーナーの展開となるが、最近では販売代理店を活用した専売店「楽天モバイルショップ」の展開に力を入れているそうで、これまでに40程度の店舗を出店しているという。

楽天モバイルが直接運営している店舗は「楽天モバイル 銀座店」など一部に限られ、多くは代理店が運営(写真提供:楽天)
楽天はティーガイアやITXなどの携帯電話販売代理店と組み、楽天モバイル専門店を相次いで出店している

 実は「ドコモショップ」「auショップ」などを展開する大手キャリアも、自社で直接運営している店舗はごく一部。大半はティーガイアやコネクシオなどの販売代理店が運営している。楽天モバイルはその方法をなぞっている。

趣味・ガジェット

ALL CHANNEL