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ポイント賢者への道

スマホの決済アプリ続々 少額でもポイント獲得 ポイント賢者への道(22)

NIKKEIプラス1

2017/8/2

PIXTA

 スマートフォン(スマホ)を店頭の読み取り機にかざすだけで支払いが済む決済アプリが続々登場しています。Apple Payや前回紹介した楽天Payなどです。多くはクレジットカードから代金が自動的に支払われ、その際にポイントを獲得できます。数百円という少額支払いにも気兼ねなく使えて便利です。

 スマホをかざして決済する手段としては「モバイルSuica」がよく知られます。最近の決済アプリも技術や仕様、対応機種の面で差はあるものの店頭での使い方はよく似ています。

 資金決済の流れを見ると、事前に登録したクレジットカードから、買い物1回ごとにお金が支払われる方式が目立ちます。モバイルSuicaと違い、事前にチャージしておく必要がなく、残高不足で店頭で恥をかく心配もありません。

 Apple Payは昨秋、機種「iPhone7」に搭載されて話題になりました。従来のiPhoneシリーズは決済に使えませんでしたが、コンビニエンスストアの端末や駅の自動改札に対応し便利です。

 新興企業Origami(東京・港)が始めたOrigami Payは今後、ローソン全店で導入される予定です。雑貨店のロフトやFrancfrancなど、提携店の一部では利用時に代金の割引を受けられる特典もあります。

 LINE Payは事前チャージ方式の決済アプリです。ローソンなどで使えて便利ですが、お得感では以前紹介した「LINE Payカード」という同一企業が提供するプリペイドカードにかないません。チャージ方法などは両者とも同じですが、決済ポイントが前者で付かないのに対して、後者はJCB加盟店で2%分たまります。台頭するスマホ決済ですが、利用条件は異なるので特徴を理解して使いましょう。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2017年7月29日付]

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