日経ヘルス

このダイエットは1週間以上続けることで、効果が実感できる。「たんぱく質不足が解消され、冷えなくなり、疲れにくくなる」(坂田さん)

続けるうち、どうしても枝豆に飽きてしまったときは、たんぱく質が豊富な食材を組み合わせてもいい。ゆで卵やチーズ、サラダチキン、ギリシャヨーグルトなど、コンビニなどで手に入る商品が手軽でお薦めだ。

Q.夏場に持ち歩くときの注意点は?

A.凍ったまま持ち出そう。午後に食べる分は冷蔵庫へ

気温や湿気の高いこれからの季節は、食材の持ち歩きには十分に注意が必要。外出先に持って行く場合は、あらかじめ冷凍しておこう。会社に冷蔵庫や保存庫があれば、そこで保存するのがお薦め。

Q.真水でゆでた枝豆の保存法は?

A.冷めたらすぐに「冷凍」しよう

枝豆は水分含有量が多い。冷蔵庫でも1~2日なら持つが、お薦めは小分けにした後に冷凍庫で保存する方法。いざ食べるときは、今の季節なら、冷凍庫から出して5~10分放置すれば、そのまま食べられる。

ゆでた枝豆は、冷めたらすぐに冷凍しよう

Q.冷凍・冷蔵の枝豆は塩分が含まれている。塩抜きってどうすればいい?

A.真水に漬けて10~15分置けばOK

冷凍食品やコンビニエンスストアなどで販売している冷蔵の枝豆は、塩が振ってあるものがほとんど。枝豆ダイエットの場合、塩分はむくみの原因になるので避けたい。ザルに入れ、真水に漬けて10~15分置き、塩分を抜こう。

[塩抜きの方法] 枝豆は1.2~1.5倍量の水(100gの枝豆なら120~150ml)に漬けておくだけで塩分が自然に抜ける。水っぽくなるのを避けるために、15分以上は漬けないほうがいい。

塩分が含まれる市販の枝豆は水に10~15分漬けて塩抜きを

Q.どうしても枝豆だけでは物足りないときは?

A.スーパーやコンビニで買えるたんぱく質豊富な食材を組み合わせよう

枝豆に飽きたという人は、枝豆同様にたんぱく質が豊富で、コンビニなどでも手に入る食材を加えてみてもいい。食べるときは単品ではなく、できるだけ枝豆と組み合わせよう。食べ過ぎの防止にもなる。

・サラダチキン(1袋) たんぱく質約20g 糖質は控えめ

食べ応えがあり、とても食べやすい。「脂肪燃焼に必要なビタミンを含まないのが惜しいポイント。ダイエットするなら、枝豆とのコンビで食べるのがお薦めです」(坂田さん)。

・チーズ(20g) たんぱく質約5g 脂肪分は多め

乳たんぱくを豊富に含むのがチーズ。ただし、種類によっては脂肪量が多いものも。「ゴーダやチェダーなど、硬めのチーズ一切れをめどに」(坂田さん)。ヨーグルトならギリシャヨーグルトを。

・ゆで卵(1個) たんぱく質約8g 塩分に注意

1個でたんぱく質が約8g補え、ビタミンや鉄などのミネラルを含む“完全食品”。ただし、「脂肪も含むため、ダイエットし、筋肉を増やしたいというときには1日1個が限度」(坂田さん)。

坂田武士さん
サムライフ代表。薬剤師、予防医学士。昭和大学薬学部卒業。製薬会社のMR、特別養護老人ホームの施設長などを経て、2009年にサムライフを設立。医療・介護の経験を生かし、予防医学、エイジングケアを目的としたカウンセリングを行う。8月に初の著書発売を控える。

(ライター 別所あやこ、熊介子=日経ヘルス、写真 今清水隆宏、スタイリング タカハシユキ)

[日経ヘルス 2017年8月号の記事を再構成]