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風呂専用や旅のお供 津田大介の無線スピーカー活用法

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NIKKEI STYLE

ふだん使っているBluetooth方式のワイヤレススピーカーがいつのまにか4機種になっていた。今このジャンルはかなりホットで、各社からさまざまな製品が登場しているが、用途や使用場所に合わせて、必要に応じて買い足していったらこの台数になったという感じだ。購入を検討している人にむけて、実際に使ってみてわかったことを整理してみよう。

衝撃だった手ごろな価格のボーズ

僕がこの種のスピーカーを最初に購入したのは2013年。ボーズの「SoundLink Mini Bluetooth speaker」だった。ボーズがこのシリーズを出してきたことで、ワイヤレススピーカーの市場が本当に活気づいたと思う。2万円ちょっとでボーズブランドが手に入るようになったのだから、そのインパクトは大きかった。手のひらサイズ(180×51×59mm)でも音が良いのがとても気に入って、いろいろなところに持ち歩くようになった。

それを人に譲って、次に購入したのがボーズの「SoundLink Bluetooth speaker III」。購入時の価格は3万5000円くらい。サイズ(130×256×48mm)からいってもはやモバイルではなく、基本的には据え置きで使うタイプだ。家ではベッドルームに置いて使っている。さすがに最上位機らしく音質はかなり本格的で、スマートフォン(スマホ)との組み合わせでも、ステレオセットの代わりに使えるかなというくらいの音が出る。

バッテリーも最大14時間とそれなりに持つので、アウトドア好きの人が車に積んでキャンプに出かけたりするのにもぴったりだ。

僕の場合、外に持ち出すのは年に1度か2度だが、先日フジロックフェスティバルに行ったときにも持って出かけた。フェスに行くとホテルに戻ってからも良い音で音楽を聴きたくなるので、このスピーカーがあるのは本当にありがたい。

このおかげで家の中で自由に音楽を楽しめるようになった。料理をする人だったらキッチンで使うのもありだと思う。防水ではないので少し離れたところに置いて使うといいだろう。

風呂に置きっ放しの防水JBL

一方、ちょっと変わった使い方をしているのがJBLのBluetoothスピーカー「FLIP3」だ。こちらは防水機能(IPX5)を備えているので、風呂場に置きっ放しにしているのだ。僕は湯船に漬かってボーッとしているのがもったいないと感じるタイプで、防水仕様のタブレットを持ち込んでこのスピーカーにつなげている。

見るのは録画しておいたドキュメンタリー番組やNetflix(ネットフリックス)だ。さすがに映画を1本見るようなことはないが、30分の「クローズアップ現代」を見たりするには、風呂場とこのJBLの組み合わせはちょうどいい。

主な使用場所が風呂場なので音質の比較は難しいが、ボーズファンの僕でもこのFLIP3の音には満足している。価格が1万円ちょっとと手ごろなのもうれしい。

いつもカバンにJBL GO

3機種目はローランドの「JC-01」。ギターアンプの名機「Jazz Chorus」をミニチュアサイズにしたボディーにひかれて購入した。ギターアンプと同じで、高音・中音・低音のイコライザーつまみで音質が自由に変えられるので、曲によって好みの音質で聴きたい人に向いている。さすがに音質はボーズやJBLにはかなわないものの、インテリアとして部屋に置いておくにもいい。

いちばん最近購入したのがJBL「GO」。バックパック(記事「『あれ、すっごい軽い!』 津田大介の理想のリュック」参照)に放り込んでいつも持ち歩いている。見かけによらずパワフルで、低音もしっかり出るので、ちょっとした出張のホテルで音楽を聴いたりNetflixを見たりするときに便利だ。

ハンズフリー通話ができる機能があるので、スカイプで打ち合わせをするときなどにも使っている。ノートパソコンのマイクで通話するより、こちらの声の音質が良くなるはずだ。突然の打ち合わせが入っても、いつも持ち歩いているので慌てなくて済む。こういう点がコンパクトなワイヤレススピーカーの長所だろう。

手軽に良い音で音楽を聴こう!

「スマホの圧縮音源とBluetoothの組み合わせだから、音質はそれほど良くないのでは」というイメージを持っている人がいるかもしれない。でも、その点はずいぶん変わってきた。今のBluetoothスピーカーはiTunesなどの圧縮音源を再生することを前提にチューニングされている。実際、昔はCDを聴いた後にMP3を聴くと「なんでこんなに音が悪いんだ」と思ったものだが、今はそれほどギャップを感じることはない。

このクラスの製品はどれも良くなってきたので、基本的には何を選んでも間違いないと思う。あとは聴く音楽との相性だ。僕はテクノもロックも聴くので、その音楽に合うかどうかという観点で製品選びをしている。よく聴く音楽を何曲かスマホに入れて量販店やショールームに行き、気になるBluetoothスピーカーとペアリングして聴いてみるといい。

2万円も出せば、そこそこの良い音質が手に入るのはうれしい。オーディオ機器を家に置くのはスペース的に難しいという人も、Bluetoothスピーカーで手軽に高音質を楽しんでみたらどうだろう。

今回は私物のBluetoothスピーカー4製品を紹介したが、市場にはさらに面白い新製品が登場している。近々まとめてレビューしたいと考えている。

津田大介(つだ・だいすけ)
 ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。1973年東京都生まれ。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。主な著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)、『未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。

(編集協力 島田恵寿=コンテクスト、写真 佐藤久)

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