Men's Fashion

シャツの白さを取り戻す 「つけおき」のコツを学ぼう

How to

シミ抜きは石鹸とブラシの「二刀流」で

2017.7.28

MEN'S EX

いつも着ている白のワイシャツ。襟や袖口の汚れが気になるところです。肌とこすれて汚れやすい部分は、洗濯機に入れる前に、石鹸(せっけん)とブラシで下洗いしましょう。古ぼけて黄ばみの目立つシャツも、「つけおき」と手洗いのコツさえつかめば白さがよみがえります。

解説者:ザ・ランドレス ブランディング マネージャー 大西あゆみさん

 洗剤などファブリックケア用品の最も効果的な活用方法を熟知している。「つけおき洗いは、そっと浸すようにして。生地を傷めないために極力触らない方が良い」と助言している。

■最短ケア 襟・袖の黒ずみは洗濯前の3ステップでスッキリ落ちる!

1. 洗濯石鹸を直接塗って

「皮脂で黒ずんだ箇所には固形の洗濯石鹸が効果的。洗濯機に入れる前に、消しゴムをかける要領で石鹸を塗り込んでいきましょう。シャツは水に濡らさなくてもOKです」ウォッシュ&ステインバー1200円/ザ・ランドレス(ザ・ランドレス ルミネ新宿店)

2. 叩くようにブラッシング

「洗濯石鹸を塗った箇所にブラシをかけ、汚れを浮き出させていきます。あまりゴシゴシと擦ると生地を傷めてしまう恐れがあるため、軽く叩くようにしてブラッシング。ここでは袖の内側をケアしていますが、襟首の汚れも同じ要領で黒ずみをケアできます」

3. 熱湯をかければ汚れが落ちる!

「80度くらいのお湯で流せば、黒ずみがかなり落ちるはずです。もしまだ黒ずみが残っていたら、もう一度ブラッシング→お湯で流すを繰り返し。その後、洗濯機にかければOKです。ただし、シルクやレーヨンなどデリケート素材はお湯に弱いため避けてください」

《 万能シミ抜きで『しまった!』も安心 》

1. シミに塗布して

「ソースやコーヒー、ワインなど様様なシミを落とせる万能ケア剤があります」

ステインソリューション60ml 1300円/ザ・ランドレス(ザ・ランドレス ルミネ新宿店)



2. ブラシで叩く

「ここからは黒ずみのケアと同様。ブラシでシミを叩くようにして、やさしく汚れを落としていくと、シミがだんだん抜けてきます」



3. お湯をかけ洗濯機へ

「80度程度のお湯をかけて流せば、シミがスッキリ! 食べこぼした直後でなくても、その日のうちにケアすればシミはかなり落ちます」