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スポーツ向け、ノイズ軽減 付加価値イヤホン6選

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日経トレンディネット

iPhone 7シリーズがイヤホン端子をなくしたこともあり、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの人気が高まっている。一方で、従来の有線モデルより立体感がある音を再生するデジタル接続のモデルも登場し始めた。今後注目のイヤホン・ヘッドホン、さらにグーグルやアマゾン、アップルが発表し話題の「スマートスピーカー」の最新動向を紹介する。

スマホ向けイヤホンは2つの方向へ

スマートフォンで音楽を聴くのは今や当たり前。2014年の秋にNTTドコモが「ハイレゾ対応」のスマホを発表して以来、上位機種を中心に"ハイレゾ対応"も増えている。スマホでより手軽に、しかもいい音で音楽を聴きたいというニーズが高まるのを受けて、最近ではスマホ向けオーディオ製品も充実してきた。

昨年の秋以降、ユーザーの関心が高まっているのがワイヤレスオーディオだ。アップルが最新のiPhone 7シリーズからイヤホン端子を取り除いたのをきっかけに、スマートフォン向けイヤホンは大きく2つの流れに進み始めた。1つはケーブルなしで軽快に音楽が楽しめるワイヤレスイヤホン。もう一つが、Lightning端子にケーブルを直接つなぐデジタル接続のイヤホンだ。それぞれ今後の注目製品とともに、特徴を見ていこう。

ワイヤレスは付加機能が人気

調査会社GfKジャパンが今年の4月に発表した「Bluetooth対応ヘッドホン・ヘッドセットの販売動向」のデータを見てみると、2016年9月以降、国内ではBluetooth対応ヘッドホンの売り上げが急速に伸びている。同年10月から12月までには数量ベースで前年比の32%増を記録。続く2017年の1~3月の間にも27%の成長を遂げる勢いをみせたという。しかも製品の平均価格は上昇基調で、2017年1~3月は7700円と、前年同期比で27%増となった。

製品の平均価格が上がっている背景には、付加価値の高い製品の人気があるようだ。

例えば、スポーツと一緒に音楽を楽しみたいというユーザーには、本体が防水・防滴仕様のワイヤレスイヤホンは人気のアイテムだ。本体がコンパクトで防汗仕様、価格も1万円を切るJBLの「REFLECT MINI BT」(実売価格9880円)は発売以来ロングヒットを続けている。

同じコンパクトタイプでも音質的にこだわる人には、Bluetoothの高音質コーデックであるaptX/AACに対応して、想定売価が1万円前後というオーディオテクニカの新製品「ATH-CKR55BT」(実売価格9880円)もお買い得な選択肢になる。このあたりは、1万円を下回るため、高音質ワイヤレスイヤホンの"入門"製品としてもお薦めできる。

より高機能な製品を求める人には、ワイヤレスタイプのノイズキャンセリングヘッドホンの人気が高い。例えば、ボーズの「QuietComfort 35」(実売価格3万7000円)は、スマホアプリ「Bose Connect」と連動することにより、ノイズキャンセリングの効果を「高」「低」「オフ」の3段階から選んだり、2台のボーズのワイヤレスヘッドホンを1台のスマホと同時にペアリングして、お気に入りの音楽をシェアしながら聴いたりできるようになる。

ソニーの「MDR-1000X」(実売価格3万8640円)は外音取り込みの機能が面白い。ハウジングに内蔵しているマイクをノイズを消すためだけでなく、音楽を聴きながら周囲の音も聞くために使用する。右側のイヤーカップにタッチセンサーが内蔵されていて、イヤーカップを手のひらで覆うようなジェスチャーをすると、瞬時に外音取り込み機能がオンになる「クイックアテンション」が便利だ。ボーズとソニー、どちらのヘッドホンも、周囲のノイズを消去しつつも安全に音楽を楽しめるように先進技術を生かした好例だといえる。

今後登場するワイヤレスイヤホンで注目なのは、ドイツのゼンハイザーが7月6日に満を持して発売した「MOMENTUM In-Ear Wireless」だ。同社のプレミアムイヤホン「MOMENTUM In-Ear」のワイヤレス版で、柔らかなシープスキンレザーをぜいたくに使ったネックバンドが特徴。ペアリングしたスマホに着信があると、ネックバンドが振動して知らせる。aptX/AACに対応しており、高音質化にも抜かりはない。

完全ワイヤレス、ソニーから登場か

さらに今、ポータブルオーディオの中で最も熱い製品カテゴリーといわれているのが、ケーブルがなく、左右のイヤホン本体だけを耳に装着して音楽が聴ける「完全ワイヤレスイヤホン」だ。完全ワイヤレスイヤホンは昨年から徐々に製品が増え始めていたが、冬にアップルが発売した「AirPods」がブレークのきっかけをつくった。音質の評価については意見が分かれる製品だが、何よりシンプルな手順でiPhoneなどのスマホに接続ができて、リスニング中はケーブルにじゃまされることなく、音楽に身を包まれるような心地良い体験が得られるのはメリット。スマホによる音楽再生が一歩"未来へ"前進した手応えを実感させてくれる。

完全ワイヤレスイヤホンは、ソニーが今年、独自のデジタルノイズキャンセリング機能を搭載する新製品を発売する予定だ。年初に米国ラスベガスで開催されたCES 2017でプロトタイプを披露して以降、新しい情報はまだないが、前述のMDR-1000Xの思想と機能を数多く取り入れた兄弟機になりそうだ。

具体的には、ワイヤレスでハイレゾ相当の高音質再生が楽しめる、ソニー独自開発のコーデック「LDAC」をサポートする可能性が高い。内蔵のタッチセンサーによるジェスチャー操作にも対応してくれたら、最先端の完全ワイヤレスイヤホンと言っていいだろう。筆者は今年の9月にドイツ・ベルリンで開催されるエレクトロニクスの展示会「IFA2017」で詳細が発表されるだろうとみている。大いに期待したい。

有線イヤホン、自動調整機能に注目

ワイヤレスイヤホンとは別にもう一つ、スマホによる音楽体験を高めてくれるアイテムがある。これもまたiPhone 7が火付け役になった「デジタル接続のイヤホン」だ。前述のようにiPhone 7シリーズはアナログイヤホン端子がなくなったため、Lightning端子に直結する「EarPods」が同梱(こん)されている。使用方法は従来の3.5mmジャックにつなぐイヤホンと大きく変わらないのだが、デジタル接続になることでステレオ感と立体感に富むサウンドが、音楽再生に限らず動画を見たりゲームを遊ぶときにも楽しめるメリットが得られる。

Lightning直結のイヤホンは、アップルのEarPodsのほかにもいくつかの注目機がある。例えばパイオニアブランドの「RAYZ Plus」はノイズキャンセリング機能を搭載。専用のスマホアプリを使うことでユーザーの耳の形に合わせて自動でノイズキャンセリング機能を調整し、リスニング感を最適化したり、イコライザー機能で音質をカスタマイズしたりできる。同じデジタル接続タイプのイヤホンは、今後USB Type-Cに直結する形でAndroidスマホ向けにも普及するかもしれない。要注目カテゴリーだ。

ワイヤレススピーカーは年末に?

イヤホンやヘッドホンで音楽を聴くのもいいが、室内では耳を解放し、ゆったりと音楽を楽しみたくもなってくる。最後にスピーカーについても紹介しておこう。

BluetoothやWi-Fiで接続するワイヤレススピーカーはたくさんあるが、今年の後半から来年初めにかけては、音声アシスタント機能を搭載する「スマートスピーカー」への期待感が高い。グーグルが北米で先行発売するスピーカー「Google Home」は年内にも日本発売を予定している。LINEも独自に開発した日本語対応のAIアシスタント「Clova」を搭載するスピーカー「WAVE」の先行体験版を7月14日に発売、正式版を秋に発売する。

アマゾンにはクラウドを使った音声アシスタント「Alexa」を搭載するスピーカー「Amazon Echo」があるが、日本に登場する時期がまだ見えていない。ただ、今年のCESではオンキヨーがAlexa対応のスピーカーの試作の展示も行った。オーディオメーカーのスピーカーなら、音質も期待できそうで楽しみだ。先日アップルが発表したSiri搭載のスマートスピーカー「HomePod」も、米国での販売価格が349ドル(約3万9000円)と少し高値だが、音質にも力を入れて開発が進められているという。これらの製品は、AIに話題が集まりがちだが、その音質にも注目したい。

(ライター 山本敦)

[日経トレンディネット 2017年7月12日付の記事を再構成]

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