スーツが長持ちするお手入れ 形崩れ対策はアイロンで着用後はスチーマーでシワとり

MEN’S EX

2017/7/24
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「パリッとしたスーツ」はビジネスシーンで好印象を演出するための基本。形崩れさせないためには、休ませながら着るだけでなく丁寧な手入れが必要だ。前回の「靴のケアとメンテナンス」に続いて、今回も忙しい人が1分からできるスーツの「最短ケア」を紹介する。合わせてアイロンを駆使しながら型と折り目を復活させる「完璧メンテ」の方法を解説しよう。

解説者:心斎橋リフォーム 取締役 副社長 内本久美子さん
膨大なスーツの知識を熟知した、同社を代表するキーパーソン。暑い季節は「汗がしみこんだ裏地部分を、水でぬらし固く絞ったタオルで水拭きしてほしい」と助言する。

■最短ケア 着用後のシワとりはブラシ&スチーマーで

1. ブラシは上→下のち下→上

「スーツのお手入れはブラッシングが大基本。着用で乱れた繊維の流れを整えることでシワがのびやすくなり、同時に汚れも除去できます。洋服ブラシの動きはまず上から下。その後、下から上へと行います。ジャケット・パンツともハンガーにかけて行いましょう」

2. 衣類スチーマーでシワとニオイを同時除去

「ジャケットで最もシワがつきやすいのが背中。これを簡単にとるにはアイロンより衣類スチーマーが効果的。生地を傷めにくく、蒸気による除菌・脱臭効果も。肘部分も同様に」 アクセススチーム1万5000円/ティファール(ティファールお客様相談センター)

3. スチーム後は乾燥を忘れずに

「スチーマーをかけたあとは生地や副資材が水分を含んでいるので、風通しのいい場所で一晩干すことを忘れずに。これを怠るとニオイやカビの原因に。シワとりはこの手順がベストです。安易にシワとりスプレーを多用すると生地を傷める恐れがあるのでご注意を」

パンツはクリースにアイロン→シワにスチームが簡単

1. アイロンはクリースだけに

「日常的なケアの場合、アイロンをかけるのはクリース部分だけにしておきましょう。もともとのラインをなぞるように、軽く滑らすくらいにしておくと失敗がありません」



2. シワはスチームでとる

「膝裏などのシワはアイロンをあてず、スチームをかけるだけにしておきましょう。これで仕立てを崩さずにシワとりが行えるだけでなく、ふっくらと立体的な雰囲気になります」



汗と汚れは水ぶきで対処

1. 汗ケアはまず裏地から

「汗が染み込んだ裏地部分は、水でぬらし固く絞ったタオルで水ぶきを。その日のうちにケアすると汗のニオイがつくのを防いでくれます。ゴシゴシ擦らずたたくようにふきましょう」



2. 表面の汚れも水ぶきで

「ブラッシングで取れない汚れも、水ぶきで除去していきましょう。裏地と同じく、軽くたたくように行います。水ぶきの後は風通しのよい場所で一日干しておけば完璧です」

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