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ポイント賢者への道

ローソン「楽天ペイ」導入 ポイントの3重取りが可能 ポイント賢者への道(21)

2017/7/26

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 コンビニエンスストアで買い物をしてポイントをためる機会が一段と広がってきました。ローソンは8月から全国約1万3千店で、スマートフォン(スマホ)向け決済アプリ「楽天ペイ」を導入します。注目したいのは、ポイントの「3重取り」が可能なことです。

 方法はこうです。店頭で代金を支払う際、スマホの画面にバーコードを表示し、レジの端末で読み込んでもらいます。これで店頭での決済は完了です。その際、200円ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント(還元率0.5%)付きます。

 楽天ペイには事前に、Visaなどのクレジットカードを登録しておきます。店頭で支払った代金はそのクレカから後日引き落とされ、その際にポイントが加算されます。登録クレカが例えば楽天カードならポイント還元率は1%です。

■最大2.5%還元

 店頭で忘れてはいけないのが「Pontaカード」の提示です。ローソンが加盟する共通ポイントカードで、提示するだけで100円ごとに1ポイント(同1%)付きます。「dポイントカード」の提示でも同様にたまります。アプリ支払い、クレジットカード引き落とし、ポイントカード提示という3段階でポイントを受け取れば、合計の還元率は2.5%程度になります。

 補足すると、Pontaにはプラスチック製のカードの他にアプリ(デジタルPontaカード)もあり、こちらを使えば財布からカードを取り出す手間も省けます。決済とポイント獲得のための作業がスマホ1台で完結して便利です。

 コンビニ業界では昨秋ファミリーマートとサークルKサンクスが経営統合し、ローソンが店舗数3位に後退するなど競争が激しく、利用客をつなぎ留めるのにポイントのたまる決済手段の導入が重要になっています。次回も台頭する決済アプリを取りあげます。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2017年7月22日付]

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