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ここ半年の人気投信 外国株投信がほぼ上位独占

日経マネー

2017/8/8

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日経マネー

 今回は、過去半年間(2016年12月~17年5月)に新規設定された投資信託の当初設定額ランキングを取り上げる。

 まずは過去1年間の月別新規設定状況のグラフを見てほしい。折れ線で示した設定投信数は右下がりで、5月は16本。金融庁は新しい投信を乱造し、既存投信のフォローをないがしろにするような姿勢を快く思っていないとされ、それを運用会社や販売会社が忖度(そんたく)しているとの見方が強い。

 NISA(少額投資非課税制度)の開始直前で、非毎月分配型投信の設定が相次いだ13年には100本を超える月もあったことを考えると、販売姿勢の変化は明らかだ。

 ランキングに目を向けると、上位に目立つのは米国など先進国を投資対象とする外国株式投信。上位15本中14本と、ほぼ独占状態だ。トランプ旋風による米国株の上昇が記憶に新しいことに加え、AI(人工知能)や医療、ビッグデータといった旬の投資テーマが豊富で、投資家にとっても分かりやすいのが人気を集める理由だろう。

 もっとも、一般的に外国株式投信は国内株式投信より信託報酬が高め。アクティブ型で比較すると、国内株式投信の平均約1.5%に対し、外国株式投信は同1.75%。今回の上位投信は平均よりも信託報酬が低いものが多いが、知らずに高コスト投信を購入してしまうことは避けたい。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2017年9月号の記事を再構成]

日経マネー 2017年 9 月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP出版センター
価格 : 730円 (税込み)


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