「くるぶし男子」増殖中 クールビズ、着崩すおしゃれ

伊藤忠社員の足元
素足にコインローファーを組み合わせる人もいる

足首を出す着こなしは日本では元祖トレンディー俳優の石田純一さんらが実践してきたことで知られるが、もともとはイタリア、フランスなど南欧で広がった夏の着こなしだった。伊フィレンツェで年2回開催される世界最大級の紳士服展示会「ピッティ・イマージネ・ウオモ」でも夏はくるぶしを出すスタイルがすでに定番になっている。

「ただ単純に着崩せば良いというわけではない。相手を不快にさせないように一段高いセンスが問われる」と東京・銀座の紳士服店「ヴェスタ」の北川美雪さんは説く。周囲の空気を読み、自分の身だしなみに気を配る。柔軟な発想や好奇心、チャレンジ精神が必要なのだ。

素足に見えるソックスも

そごう・西武が提案した「くるぶし丈」スタイル

伊勢丹新宿店メンズ館でも接客にあたる男性店員の多くがくるぶし出しだ。「パンツの裾丈や裾幅、シルエットのバランスの処理が難しいが、それがおしゃれの楽しみ」と嶋崎信也さん。足首が出て、素足で履いているように見えるソックスなども売れ筋になっている。

今年のクールビズ商戦ではアパレル・小売り各社が「くるぶし男子」を意識した売り場や商品を相次いで展開した。

マイナス5センチへの挑戦――。そごう・西武は男性の足元に注目し、「涼しくて格好いいくるぶし丈」のビジネススタイルを提案。ユニクロも「くるぶし出して、行きましょう。」といううたい文句で足首が見えるイージーアンクルパンツを売り出した。従来よりもさらに踏み込んだ涼しい着こなしで知恵を競い合う。

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