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鈴木ともみの気になるハナシ

高橋一生、停滞からブレイクへ 継続する力が花開く

2017/7/19

2017年も早いもので後半戦に突入。今年の上半期も政治・経済、社会、芸能・スポーツとあらゆる分野で話題が満載でした。

そうしたなか、ORICON NEWSが『2017上半期ブレイク俳優(男優)ランキング』を発表しました。見事No.1に輝いたのは高橋一生さん。

(イラスト:川崎タカオ)

高橋さんはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の小野政次、TBSドラマ『カルテット』の家森諭高と、タイプの違う話題作で重要な役を演じており、10~50代の世代別において、全て首位を獲得し、2位以下を圧倒しました。

高橋さんは最近では森永乳業「MOW」やキリン「氷結」のCMでも人気ですね。今回は人気沸騰の高橋一生さんを取り上げながら、「継続力」について考えてみたいと思います。

ご存じの方も多いと思いますが、高橋さんは1990年、10歳の時に映画に初出演し、子役としてデビューしていますから芸歴の長い役者さんです。

■子役出身で舞台で活躍

91年には、東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」で、銃弾により命を落としてしまう勇敢な子供戦士・ガブローシュ役を熱演しています。同役は日本初演で山本耕史さん、数年前には加藤清史郎くんが演じたことでも知られています。

近年、大人になって活躍する人も増えてきましたが、少し前までは子役出身の俳優は大成が難しいといわれていたように思います。そもそも子役時代の魅力を大人になってからそのまま維持することが困難な上、親の意思で始めているケースも多いことから、中学、高校、大学と進学していく過程で本人が情熱を持って続けられなくなる人もいます。子役出身者の芸能活動の難しいところです。

高橋さん自身は切れ目なく活動を続けてきました。2000年には劇団「扉座」の研究所に入り、舞台を中心に地道に活躍の場を広げたのです。

それでも、いくつかのインタビューを読むと、20代の間は思い描いていた役者人生とはかけ離れていたようです。希望する作品に出られない、やりたい役がもらえない。「夢はかなわない」とあきらめてしまったそうです。

若い女性ファンを引き付ける人気俳優としてブレイクするのは20代から30代前半であることがほとんどです。そう考えると、体力も気力も十分であるはずのこの時期は、高橋さんにとって消化不良気味の俳優人生であったのかもしれません。

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