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7月24日、政府主導で第1回の「テレワーク・デイ」が実施される。自宅など職場以外の場所で一斉に働く試みで、すでに700以上の企業・団体が参加を表明している。近い将来、あなたの職場でもテレワークが普通の働き方になるかもしれない。一方、テレワークだとサボってしまうのではないか、逆に長時間労働になってしまうのではないかとの声も多い。どちらが本当だろう?

テレワーク、働き方改革でも注目

「テレワーク・デイ」は、東京オリンピックの開会式が2020年7月24日に決まったことを契機にテレワークに取り組み、働き方改革を推進しようというものだ。

政府の働き方改革実現会議が3月にまとめた「働き方改革実行計画」の重点項目にも、テレワークの推進が含まれている。「時間や空間の制約にとらわれることなく働くことができるため、子育て、介護と仕事の両立の手段となり、多様な人材の能力発揮が可能となる」と強い期待を寄せる一方、「これらの普及が長時間労働を招いては本末転倒」と注意を促している。

企業の人事部門や管理職など、現場はどうか。本音で一番気になるのは、「従業員がサボってしまうのでは?」ということなのではないだろうか。

今回は、テレワークについてよくある3つの疑問について、リクルートワークス研究所が6月に公開した「全国就業実態パネル調査2017」に基づいて検証しながら、

1.テレワークで長時間労働になるか?
2.テレワークで生まれた時間は本当に活用されているのか?

そして最後に、

3.テレワークでサボっていないか、どうすればわかるのか?

について、私なりの考えを伝えたい。

疑問1.テレワークで長時間労働になるか?

「全国就業実態パネル調査」では、日本全国15歳以上の男女の働き方を追跡調査、定点観測している。今回の調査結果では、16年時点の働き方を振り返ってもらい、テレワークの実施状況についても聞いた。

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