SNSマストドンって? ゆる~い交流、本当の魅力いまさら聞けないネットの話/マストドン 前編

地域や趣味などのテーマがあるという意味では、フェイスブックのグループやmixi(ミクシィ)のコミュニティーなどに近いところもあるだろう。同じ趣味のものが集まって情報交換できるという意味では同じだ。ただ、このようなコミュニティーは、盛り上がっているときはいいが、誰も発言しなくなってくると急に閑散とし始め、次第に利用されなくなるということもよくある。

マストドンの場合、ログインすると外部インスタンスも含めてフォローしたユーザーの投稿がタイムラインに流れてくるため、フォローを積極的にしていれば、インスタンス内では発言がなくても更新情報が楽しめる。普段はコミュニティーで盛り上がりながらも、誰もいないときでもツイッターのように楽しむことができるのだ。外部インスタンスの投稿で見つけた話題を、インスタンス内に共有するのもクリック一つで簡単にできる。

さらに、インスタンスには同じような属性の人が参加しているので、インスタンスのテーマに特化した話題ではない場合も話が盛り上がりやすい。一度、自分に合ったインスタンスを見つけると、同じ趣味趣向を持つ人たちで構成される世界の心地よさが感じられるはずだ。

マストドンでは複数のインスタンスに登録することができる。いろいろ参加し、自分に合ったインスタンスを探すことが、分散型のマストドンの魅力を一番感じる方法といえるだろう。

最後に、簡単にマストドンの基本画面を解説してみた。

(1)投稿(マストドンではツイートのことを「トゥート」という) 
(2)ホーム:自分のトゥートとフォロワーの投稿が流れる 
(3) 通知:フォローされたり返信やブースト(Twitterのリツイート)されると表示される 
(4)スタートメニュー:ローカルタイムラインをクリックすると自分が所属するインスタンスの公開トゥートが表示され、連合タイムラインでは外部のインスタンスも含めた公開タイムラインやブーストが表示される。

個人運営ゆえのリスクも

ただ「分散型」ゆえに、登録する前に知っておきたい注意点がある。

マストドンには、個人でもインスタンスを立ち上げることができる手軽さがある半面、運営者に連絡がつかない場合や、突如閉鎖されるリスクなどもある。大きなインスタンスであっても運用コストが膨れ上がり閉鎖されることも考えられるので、そのリスクは理解しておこう。

また、悪意を持ってメールアドレス収集をする業者もいないとは言い切れない。念のため知られてもいいメールアドレスを利用し、パスワードの使い回しなどはやめておいたほうが安心だ。

後編では具体的にマストドンを始める方法を解説する。

いまさら聞けないネットの話/マストドン
前編 SNSマストドンって? ゆる~い交流、本当の魅力
後編 新SNSマストドン、居心地よく楽しむまでの4ステップ

(ライター 佐藤新一)

MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
MONO TRENDY連載記事一覧