育休、「2人目」はパパの出番 妻の負担を痛感

2017/7/11

2人目の子どもが生まれた時に、男性が育児休業を取得する例が増えている。1人目で育児の大変さを実感し、妻に協力したいと感じるからだ。「育児は夫婦2人で」との意識の高まりに、企業はどうこたえるか。

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次男誕生で長い育休取得 リブセンスの佐藤洋輔さん

インターネットメディア運営のリブセンスの技術者として働く佐藤洋輔さん(33)は、7歳と1歳の男の子を持つ父親だ。次男が生まれた2015年7月から16年4月まで、約9カ月の育休をとった。次男の時に妻だけでなく、初めて自分も長い育休取得を決めたのは、長男の誕生時には「妻に大きな負担をかけたと痛感した」ためだ。

毎朝保育園へ子供を送る佐藤洋輔さん(東京都練馬区)

09年に長男が生まれた時、佐藤さんも可能な限りは育児に協力をした。それでも育休をとった妻は毎日の授乳、入浴、寝かしつけから、仕事への復職、保育園入園をはじめとする手続きに追われた。「僕がもっと主体的に関わる必要がある」。次は2人で育休をとるべきだと考えた。

佐藤さん自身が転職し、職場の雰囲気が大きく変わったことも育休取得を後押しした。前職は顧客先に常駐し、業務時間が長かった。職場には年配者が多く、男性が育休をとることにあまり理解がなかったという。現在働くリブセンス社員の平均年齢は31歳。佐藤さんのように育児に悩みを抱えている社員は多い。「上司や同僚の理解があり、相談しやすかった」。佐藤さんが9カ月、育児休業をとったことで、職場の雰囲気もさらに変わった。その後、2人の男性社員が長期の育休を決めた。

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