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7月に入り、2018年に卒業する学生の採用活動も一段落した。「暑さが厳しくなる前、6月中に入社先を決めた」(東京経済大4年)という声もある一方、複数の内定を得て「どの企業がいいか」「後悔したくない」と、いまだに迷っている学生もいる。彼らの参考になるのが、すでに社会に出て働く人たちが見た「良い会社」だ。業種や職種だけでなく、給与などの待遇面も気になるところだろう。転職先として人気が高い企業と新卒学生に人気の高い企業を比べてみた。

転職人気先、トヨタとグーグルが2強

転職情報サイト「DODA(デューダ)」を運営するパーソルキャリア(旧インテリジェンス、東京・千代田)は、6月に「DODA転職人気企業ランキング2017」を発表した。回答者は、22~59歳までの正社員5031人だ。転職したい企業の1位になったのはトヨタ自動車、2位がグーグル日本法人、3位がソニーだった。過去5年間の結果を見てみると、若干の順位変動はあるものの、この3社が不動のベスト3となっている。

新卒人気企業ランキングと人気企業ランキングには、大きな違いがある

新卒人気企業ランキングと人気企業ランキングには、大きな違いがある

DODA編集長の大浦征也氏は「トヨタを選んだ人からは『日本を代表する企業で働きたい』という声が多かった」という。業種別にみると、グーグル日本法人(2位)、楽天(6位)、アップル日本法人(8位)、ヤフー(11位)、アマゾンジャパン(16位)、ソフトバンク(19位)などIT(情報技術)関連企業が目立つ。大浦氏は「IT関連企業は、『週休3日制』の実現をめざすヤフーなど、働き方改革に熱心な企業が多いことも人気の理由だろう」と指摘する。

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