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新卒はANA、転職組はトヨタ 人気企業なぜ違う

2017/7/8

転職サイト運営のビズリーチがまとめた「平均年収1000万円のビジネスパーソンが勧める、就職人気企業ランキング2016」でも、1位はトヨタ、2位はグーグルという結果だった。ソフトバンクグループや楽天などIT関連の人気は、DODAと近い結果が出ている。

■新卒ランキング、「運輸・観光」「金融機関」が上位

一方、就活生の人気企業ランキングはどうだろうか。就職情報大手のマイナビ(東京・千代田)が日本経済新聞社と共同で2017年4月に発表したランキングでは、文系総合の1位が全日本空輸(ANA)、2位がJTB、3位が日本航空(JAL)という結果だった。このランキングでは過去5年間、ANA、JTBグループ、JAL、三菱東京UFJ銀行、東京海上日動火災保険、エイチ・アイ・エスの6社が常に10位以内を維持している。電通も、女性新入社員の過労自殺が発覚するまではトップテンの常連だった。

学生から就職先として人気が高いANAとJAL

就職情報大手の学情による18年卒業予定者の調査でも、1位はANA、2位はJAL、3位が資生堂となっており、運輸・旅行系の人気の高さは変わらないようだ。

「交通インフラ・旅行サービス系企業」は、転職の人気ランキングでもANA(4位)、JAL(7位)などが根強い人気を誇っている。「20年には東京オリンピックがあるし、外国人観光客が増えている影響もあるのではないか」(大浦氏)という。一方、学生に人気のエイチ・アイ・エスは、転職人気ランキングでは103位、メガバンクの代表的な存在である三菱東京UFJ銀行も104位にとどまっている。

■年収の高い人、重視する基準は別に

DODAの転職人気企業ランキングでは、回答者の年収別に集計したランキングもある。年収650万円以上の人の回答を見ると、1位グーグル、2位トヨタに続いて、総合では12位だった武田薬品工業が3位に入ったのが目立つ。ほかに、総合25位のキーエンスが19位、総合48位の三井不動産が27位、総合87位のファナックが30位と、総合順位とは違う選び方が見えてくる。

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