銀行員の仕事が消える… OBの「警鐘本」に関心紀伊国屋書店大手町ビル店

民法改正で法律書に活気

それでは先週のベスト5を見ておこう。

(1)FX取引の王道大西知生著(日本経済新聞出版社)
(2)よくわかる改正民法と金融取引Q&A堀総合法律事務所編(きんざい)
(3)銀行員大失職岡内幸策著(日本経済新聞出版社)
(4)はじめての社内起業石川明著(ユーキャン)
(5)税務ハンドブック 平成29年度版杉田宗久著、宮口定雄編(コントロール社)

(紀伊国屋書店大手町ビル店、2017年6月26日~7月1日)

1位は外資系大手証券会社勤務で、外国為替業務の第一線に立つ著者が短期売買のイメージが強い外国為替証拠金(FX)取引を長期投資でも有効に活用する方法を説く。著者関連のまとめ買いがあってトップになった。2位は120年ぶりに改正された民法のポイントを解説したムック。大型の法改正とあって施行はまだ先だが、関連書籍も次々出てきて、法律書の書棚が珍しく活気づいている。

3位は今回紹介した本。4位の本は2年前の刊行で、著者は元リクルートの新規事業インキュベーター。近刊の『リクルートのすごい構“創”力』が好調なため、つられているのかもしれない。5位には税務の実務書が入った。この表にはないが、7位に泉田良輔『銀行はこれからどうなるのか』(クロスメディア・パブリッシング)、8位にジョン・ケイ『金融に未来はあるか』(ダイヤモンド社)が入る。銀行の未来への関心は、この街では常に高い。

(水柿武志)

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