パリ、チフォネリのスーツを愛す サザビーズ仏CEO
ピッティ・ウオモ JUNE 2017 スナップショット (2)
世界最大級のメンズファッションの展示会「ピッティ・イマージネ・ウオモ」。イタリアのフィレンツェで年2回、開かれる国際見本市で、期間中は会場の内外で様々なパーティーが催される。今回は、フィレンツェを代表するサルトリア(テーラー)、「LIVERANO & LIVERANO(リヴェラーノ・リヴェラーノ)」のパーティーに集まった装いの匠(たくみ)たちのスナップショットを紹介する。
アレクサンダー・クラフト氏( Alexander Kraft )
サザビーズ・インターナショナル・リアルティ・フランス-モナコ
会長兼CEO
「きょうの私のスタイルは、チフォネリ(パリの高級テーラー)のスーツ。リネンの生地、とても軽い素材です。清潔感のある落ち着いたスタイルが好きなので、控えめな服装にしました」
アレッサンドロ・カノニコ氏( Alessandro Canonico )
伊「VITALE BARBERIS CANONICO」CEO
「オーダーメードのスーツ。ソフトなデザインで、織り目が見えるかと思います。シャツはリネン製で、こちらもオーダーメード。ネクタイは少しユーモアがあり、シャツやスーツと同じ色を使いました。シャツの白とスーツの青とネイビー。ビスポークの靴は手作りです」
ベルンハルト・レッツェル氏( Bernhard Roetzel )
独ファッション評論家
「きょうのスタイルのキーポイントは、シアサッカーのスーツです。シアサッカー(表面に凹凸がある生地)はとてもにぎやかな素材です。なのでネクタイは落ち着いたプレーンなものに。青一色のネクタイですが、透ける生地を使ってます。この青以外では、(ポケットチーフに)派手な色を使っています。シアサッカーはフレッシュな色がないとあか抜けない時があります」
以下のスナップショットもあわせてご覧ください。
(1)「クラシック! それが男の装いで一番大切なこと」
(3)「トラディショナルを愛す フィレンツェの若き洒落者」
(4)「白と青、地中海の色が好き イタリア男が装いを語る」
(5)「キーポイントは『季節』 色で遊び、夏を服で表現する」
(6)「チーフから眼鏡まで色彩統一 地元ブランドの洒落者」
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