クラシック! それが男の装いで一番大切なこと
ピッティ・ウオモ JUNE 2017 スナップショット (1)
世界最大級のメンズファッションの展示会「ピッティ・イマージネ・ウオモ」。イタリアのフィレンツェで年2回、開かれる国際見本市で、来場者はいずれもトレンドの最先端を担う業界関係者。それだけに、彼らの着こなしは要チェックだ。2017年6月に開かれたピッティ・ウオモで出会った洒落(しゃれ)者たちのスナップショットを6回にわたってご紹介する。
イグナシアス・ジョセフ氏(Ignatious Joseph )
独「IGN.JOSEPH」オーナー
「フォーカスしているトレンドはクラシックなタッチを残す事!それは一番大切な事でクラシックさが無ければ、そのスタイルは何か欠けている所があると思います」
ヒューゴ・ジャコメ氏(Hugo Jacomet )
仏ファッション評論家
「『スーパー180』(原毛の太さが14.5マイクロ=マイクロは100万分の1=メートルの生地)を使った、ダブルブレストスーツを着てます。とても軽くて、太陽の下では面白い光沢を出す生地です」
べネディクト・フリエス氏(Benedikt Fries )
伊「Shibumi」オーナー
「きょうはダブルブレストスーツです。広くて大きめのラペルに、お気に入りのプリントのシルク製のネクタイは、スエードのローファーを選びました」
ステファノ・ビジ氏(Stefano Bigi )
伊 Bigi Cravatte CEO
「スタイルはモダンクラシックです。例えばきょう着けているネクタイはトリコロール。3つの素材、サテン、ツイル、山東絹を使っています。ジャケットにも合いますし、スーツにも使えます」
以下のスナップショットもあわせてご覧ください。
(2)「パリ、チフォネリのスーツを愛す サザビーズ仏CEO」
(3)「トラディショナルを愛す フィレンツェの若き洒落者」
(4)「白と青、地中海の色が好き イタリア男が装いを語る」
(5)「キーポイントは『季節』 色で遊び、夏を服で表現する」
(6)「チーフから眼鏡まで色彩統一 地元ブランドの洒落者」
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