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30代でも老眼に スマホ見過ぎにご用心

日経ヘルス

2017/8/6

PIXTA
日経ヘルス

目の5大疾患とは、(1)疲れ目(2)ドライアイ(3)緑内障(4)老眼(5)白内障だ。実は、疲れ目(眼精疲労)とドライアイ、老眼と疲れ目は、関連が深い。

疲れ目はパソコン作業など、近くを見続けていることが原因。集中するとまばたきの回数が減ることもあり、ドライアイを併発しやすい。また、老眼なのに、それに気づかず、頑張って近くを見続けようとすると、疲れ目をひどくする。

(イラスト:sino)
(イラスト:三弓素青)

一方、老眼、白内障、緑内障は中年以降の病気と思いがちだが、「若い人でも、スマホなど近距離のものを見続けることでピント調節力は低下する。早い人では30代から老眼が始まる」と大宮七里眼科の山崎健一朗院長は話す。

緑内障は、40歳以上の17.5人に1人がかかる。眼圧が高くなることが原因だが、最近は、眼圧が正常の緑内障が増えている。三井記念病院の赤星隆幸部長は「一般的な検査で発見するのは難しい。40歳を過ぎたら視野検査と、眼底を3次元画像で診るOCT検査を。早期発見できれば、点眼薬で失明を防げる」。「眼科ドック」を設けている医療機関もあるので、体と同じように目も、1年に1度は受けたい。

(イラスト:三弓素青)
(イラスト:sino)

白内障も「原因はわからないが、30代でも患者が増えている。その多くは若年性白内障だ」と赤星部長は話す。白内障の原因や治療については次回解説する。

赤星隆幸さん
三井記念病院眼科(東京都・千代田区)部長。自治医科大学卒業。患者への負担が少ない白内障手術の新しい術式「フェイコ・プレチョップ法」の考案者。白内障治療の世界的権威で年間1万件以上の白内障手術を自ら執刀する。
山崎健一朗さん
大宮七里眼科(埼玉県・さいたま市)院長。日本医科大学卒業。フェムトセカンドレーザーと多焦点眼内レンズを使用した白内障手術の症例数は国内最多レベル。著書に『人生が変わる白内障手術』(幻冬舎)。

(ライター 渡邉由希、構成:日経ヘルス 羽田光)

[日経ヘルス2017年8月号の記事を再構成]

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