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ここ数年、注目度が上がっている「働きがいのある会社ランキング」では、メガバンクや大手商社などが上位を占める従来の人気企業ランキングとは異なり、外資系企業や設立20年以内の急成長企業などが目立ってきました。こうした状況を背景に、転職先として、より規模の小さなベンチャー企業、スタートアップ企業を選ぶ動きも増えています。

「意思決定できる範囲を広げたい」「自分のアイデアを試してみたい」「一獲千金のチャンスを狙いたい」――そんな希望を抱き、ベンチャー企業への転職を目指す方は多くいますが、入社してみると「こんなはずではなかった」ということも。企業選びに失敗しないため、どんなポイントに注目すべきかをお伝えします。

裁量権を得たいなら、「社長の専門領域」に注目

成長中のベンチャー企業には、増員したメンバーを束ねるマネジメント職、さらには、最高財務責任者(CFO)、最高執行責任者(COO)、最高技術責任者(CTO)など、さまざまな「責任者」の人材ニーズがあります。

大手企業に勤務していて、「裁量権を持てる範囲が狭い」「上が詰まっていて昇進の見込みが立たない」といった状況に不満を感じている方は、ベンチャー企業で責任あるポジションを任されることに期待を抱き、転職を決めるケースが多く見られます。

実際、大手企業では「課長」クラスまでしか経験していない方でも、ベンチャー企業に「経営コアメンバー」として迎えられるケースは少なくありません。

ところが、実際に「責任者」のポジションで入社しても、「自分の考えをいくら提案しても、結局は社長の独断に従うことになる」という現実に直面することもあります。オーナー企業で働くからには、これは防ぎようがないともいえますが、そういう事態に陥らないようにするためには、入社を決める前に社長のバックグラウンドに注目してみてください。

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