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本当に埼玉?入間ジョンソンタウンで米国スタイル満喫 水津陽子のちょっとディープ旅

2017/6/30

入間市は池袋から電車で40分弱。ジョンソンタウンは西武池袋線「入間市駅」から徒歩18分のところにあります。町の裏手にはスポーツ、レクリエーションの場や地域防災の拠点でもある緑豊かな1万坪の「富士見公園」、通りを挟んだ反対側にはバーベキューガーデンが人気の3万坪の「埼玉県立彩の森入間公園」と、2つの大きな公園が近接します。

ジョンソンタウンから数km圏内には、三井アウトレットパーク入間やコストコ、イオンなど大型商業施設もあります。入間市は「色は静岡、香りは宇治、味は狭山」といわれる日本三大茶の一大産地。実に市域の10分の1を茶畑が占め、一面の茶畑は壮観です。

■改修や店舗利用が可能な賃貸モデル

ジョンソンタウンの中には20軒のレストランやカフェ、23軒のショップのほか、生活に必要な専門店など12軒が営業しています(2017年6月30日現在)。観光で訪れても楽しいですが、実際にジョンソンタウンに住むとしたら、どうしたらいいのでしょうか。

実はジョンソンタウンは、磯野商会という民間企業が運営する賃貸住宅の町。賃貸だからこそ、街区として統一感のある美しい街並みが形成、維持されています。

ミントグリーンの建物の1階には大人かわいい雑貨店「chime♪(チャイム)」、2階には暮らしを楽しむママ向け雑貨店「fufu(フフ)」(定休日:水・木曜日)。建物はコンテナサイズに作られた工業化住宅、セキスイハイムM1

建物は最も古いもので1939年に建設された日本家屋(4棟)、54年に建設された通称「米軍ハウス(三角屋根と白い板壁のシンプルなアメリカンハウス)」(23棟)。1970年に誕生し、モダンムーブメントにかかわる近代建築としてDOCOMOMO JAPANにも高く評価されたコンテナサイズの工業化住宅「セキスイハイムM1」(7棟)、そして復興計画でこれからの標準住宅と位置付けられた現代版アメリカンハウス「平成ハウス」(35棟)。

すべてが借家でありながら店舗としての利用や内部の改修も可能(ただし事前に相談)。柱なしで屋根を支えるトラス構造となっており、何にでもできるキャンバスのような空間。戸建てには大きなリビングや吹き抜けもあります。平成ハウスは中庭や路地空間を備える構造や、2戸または3戸が一体の建物となっている長屋タイプがあり、目的用途によって選べます。空き室情報はジョンソンタウンのホームページに随時掲載されます。中にはワンルームタイプの物件もあり、家賃も思ったよりずっとリーズナブル。

住民の中心は30~40代のファミリー層。クリエーティブな仕事を持つ自由業の人や単身者も多いようです。もちろん静かに暮らしたいシニアなど、純粋な住まいとしてここを選ぶ人もいます。

そんな住民たちが楽しく暮らしていくため、いくつかのルールもあります。その1つが地域のイベントに参加協力すること。ある年のクリスマスイベントでは、居住者であるダンスの先生から子供たちがダンスと歌を教わり、仮設のステージでそれを披露しました。月1回、青空市も開催。活発な文化活動はジョンソンタウンの魅力の1つになっています。

月に1度の青空市には観光客も訪れる JOHNSON TOWN http://johnson-town.com
保育園のお散歩も町の日常風景の1つ JOHNSON TOWN http://johnson-town.com
水津陽子
合同会社フォーティR&C代表。経営コンサルタント。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、コンサルティング、調査研究などを行う。

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