ブレイクした芸人、1位カズレーザー 2位古坂大魔王好きな芸人 嫌いな芸人 2017

4位は同じく女性ピン芸人のブルゾンちえみ。17年正月に出てきたばかりであるにもかかわらず、『R‐1ぐらんぷり』(フジ系)の決勝に進出したほか、今やすっかり時の人に。平野ノラと同様に「強い女性」がキャラクターのベースにあり、「探さない、待つの」「35億。」といった決めフレーズが音声付きLINEスタンプで発売されると反響を呼んだ。

このほか初登場組にはANZEN漫才やサンシャイン池崎ら、時間差ブレイクを果たした面々が目立つ。ANZEN漫才は歌ネタコンビとしてもともとお笑いファンには知られている存在だったが、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のロケシリーズ「世界の果てまでイッタっきり」にみやぞんが抜てきされたことで一気にお茶の間感がアップ。行く先々でハプニングやミラクルを起こす不思議なキャラクターとして人気が定着した。

サンシャイン池崎も何回かターニングポイントがあるなか、16年末の恒例シリーズ『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ系)で俳優の斎藤工が彼のハイテンション芸を「サンシャイン斎藤」として完コピ。大きな注目を集めたことで、改めて元ネタであるサンシャイン本人の注目度が高まった。「空前絶後のォォ!」という決めフレーズは、シャープやタカラトミー、キングジムといった企業の公式ツイッターアカウントがこぞって製品PRでトレースしたことでも話題に。永野のブレイクのきっかけも作った斎藤は、これで2連勝といったところか。

「ブレイク」芸人がいずれも衣装や髪型、メイクなど見た目のインパクトが大きい人が選ばれる傾向にあるのは従来通り。これに加えて、見る人に元気を与えるような芸風が好まれているのが、今回の特徴といえる。

(ライター 遠藤敏文、木村尚恵)

[日経エンタテインメント! 2017年7月号の記事を再構成]

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