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津田大介もその気に 360度カメラで伝える臨場感

2017/7/12

360度カメラは全天球カメラとも呼ばれ、上下左右をすべて撮影できる。この屋上で撮影した動画を記事中で紹介している

 僕はリコーの360度カメラ「THETA S」を取材で使っている。今回はこのジャンルの可能性をさらに掘り下げてみようと、サムスンの360度カメラ「Galaxy Gear 360」とスマートフォン(スマホ)の「Galaxy S7 edge」をセットで試用してみた。その結果、手持ちのXperiaも合わせてGalaxyに買い替えてしまおうかと思うほど素晴らしかった。

■高解像度化で段違いの臨場感

 ポイントはまず高解像度であることだ。THETAの解像度が1920×1080ピクセルであるのに対し、試用したGear 360は3840×1920ピクセルで、今年発売の新型では4K(4096×2048ピクセル)に達している。THETAも年内発売がアナウンスされている新型で4Kに対応するという。

 これだけの高解像度になる意味合いは大きい。一番違いが顕著になるのはVRのヘッドセットと一緒に使うときだ。同じサムスンの「Gear VR」や「Oculus Rift」、あるいはAndroidだったら「Google Cardboard」などと組み合わせることで真価を発揮する。例えば、アウトドアや登山が好きな人にとってもいい選択肢だ。頭の上にカメラを装着するなどして360度動画を撮影しておき、あとでVRヘッドセットを装着して「ああ、こうだったよな」と再体験することもできるし、家族や友達に見せて「こんなところに行ってきたんだよ」と伝えることもできる。

 THETAもGear 360もiOSでも使える。スマホとの組み合わせは導入のハードルが低いし、高解像度化したことで普及が進むきっかけになると思う。

(左から)リコーのTHETA S、サムスンのGalaxy S7 edge、Galaxy Gear 360 (2016)

■「撮る→加工する→楽しむ」が簡単に

 今まで360度動画は撮るのも加工するのも大変だった。プロ用のLadybugという200万円くらいする機材があるが、普通の人はとても手が出ないし、安価に楽しむビューワー環境もなかった。それが今では状況が様変わりした。

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