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発祥の地でとんこつラーメンを食べるために飛行機で久留米に行く
ご意見 先日、ボブ・グリーンのエッセイを読んでいたら、下記のようなくだりがありました。
「断じて食べ物のために旅をしてはならない」。単純かつ初歩的にして重要な教訓である。(文春文庫ボブ・グリーン著「チーズバーガーズ 反グルメ論」より)
このエッセイによると、著者が知人に誘われて「世界一のピザ」を車で1時間かけて食べに行ったら、大好きなペパロニピザがメニューになかったということらしいのですが、なにもここまで言うことはないですよね(大人気ない)。
きっと、よっぽどペパロニピザが食べられなかったのが悔しかったのでしょうね。
この人が食べ物新日本奇行やB-1グランプリの話とか知ったら、きっとひっくり返るんでしょうねぇ。
いやはや、アメリカの有名なジャーナリストでも「本当に美味しいものには旅をするだけの価値がある」ってことがわかっていないとは。同じジャーナリストとして、野瀬さんはどう思われますか?

ボビーはお茶目、ボビーはわからんこちゃん、ボビーの母ちゃん出ーべーそー。いーだっ、と思います。

ご意見
専務用はないの?(宮地さん提供)
 あまりにも面白かったので、親友の半ライス大盛り君に送ったところ「きっと野瀬さん喜ぶと思うから送ってみれば」と。
しかし、店員さんは気づかないものなんですね(宮地さん)

イルカの肉が手に入ったからといっては料理の模様を写真付きで送り、富士宮やきそばの材料を売っていたからといっては調理過程の詳細を写真付きで送ってくる半ライス大盛りさんは、どうして私が喜ぶことを知っていたのであろうか。

はい、喜んでます。

「常務用ラーメン」ばんざーい。

突如として「せんべい」のVOTE結果が出た。「せんべいといえば小麦粉か米か」という設問であった。

もともと日本に中国から「煎餅」が入ってきたときは小麦粉製品であったが、後に米でも作られるようになったという歴史を持っている。そのせんべいはいまどうなっているのか。そこがVOTEの眼目である。

結論から言うと、小麦粉は頑張っているが米に押されて苦しい戦いである。小麦粉が多かった順に並べると沖縄、徳島、鳥取、青森、長崎、宮崎、岩手、佐賀、大分。

南部せんべいがある青森、岩手を除くとすべて西日本。いや主力は九州勢である。そーかー。九州は小麦粉せんべいの牙城であったか。今度自慢しよ。

逆に米せんべい絶対優勢地帯は福島、群馬、茨城、新潟、滋賀、静岡、栃木、富山、山形などなど、東日本全域および西日本の相当部分である。全国的には米せんべいの圧勝であった。

例によって東西2類型を漫然と予想していたのに九州突出という思わぬ結果になった。そして九州は小麦粉せんべいによって旧南部藩と結ばれていた。これは特筆すべきことである。うんと自慢しよっと。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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