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小島慶子×入山章栄 女性には頑張って欲しいけど… WOMAN EXPO TOKYO 2017

2017/6/16

 2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた選手の強化や国民の健康増進などの政策推進のため15年に発足したスポーツ庁。初代長官で、ソウル五輪競泳金メダリストの鈴木大地さんは「働く女性はスポーツでもっと輝く」をテーマに講演した。

■日常のスポーツで輝ける

スポーツ庁長官の鈴木大地さん 

 同庁によると、日本で週1回以上スポーツをする人の割合は42.5%だが、20~40代の女性は3割未満にとどまる。「仕事や育児で忙しい、面倒といった理由でスポーツに参画できていない女性が少なくない」と鈴木長官。「散歩もサイクリングも、日常の階段の上り下りもスポーツ。ひっかかるものがあればそこから始めてほしい」と話す。

 高齢化で膨らみ続ける医療費については「スポーツが果たせる役割がある」と指摘する。「運動を定期的にすると、若さを保てるし、ストレス発散にもなる。健康に気を使うようになり、トータルでいい方向に向かう」などと、運動の健康増進効果を強調した。

 スポーツ界での女性活躍では、指導者に占める女性の割合が27.5%、スポーツ団体役員に占める女性割合は9.4%にとどまる現状を説明。トップアスリート向けのトレーニングセンターに託児所を設置するなど、女性の活躍を支援する国の取り組みを紹介した。

 東京五輪・パラリンピックに向けては東京都や国、競技団体など関係者が連携を深めることが大切だと主張。「その中心にいるべきなのがスポーツ庁。そういう役割を前面に出して取り組んでいきたい」と述べた。

[日本経済新聞朝刊2017年6月14日付]

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