圧倒的迫力! 巨大クジラの背中から撮影した南極海

2017/6/23
ナショナルジオグラフィック日本版

南極海を泳ぐザトウクジラの目線で撮影した貴重な映像が届けられた。アンテナと吸着カップを備えた小型カメラを背中に取り付け、謎の多いザトウクジラの生態を明らかにしようとする取り組みだ。カメラにはGPSも内蔵されているので、クジラの動きを追跡しながら撮影できる。装置は24~48時間後にクジラの体を離れ、海面に浮かび上がる。研究者はこれを回収して、記録されたデータや映像を分析する。

大きな背中に乗せられたカメラの映像は、クジラが海中に潜ったり、餌を食べたり、海面に出て休憩したりする姿をダイナミックに映し出す。こうした手法は「バイオロギング」と呼ばれ、小型で高画質なカメラやGPSなどを使った追跡技術の進歩により可能になった。記録されたデータや映像からは、クジラなどの生物がどんな1日を過ごしているのか、普段は目にすることができない自然の中での様子をうかがい知ることができる。文字通り“クジラ目線”の迫力ある映像をご覧ください。

(日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック 2017年5月1日付記事を再構成]

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