グルメクラブ powered by 大人のレストランガイド

dressing

「ものすごい鯖」 限定50食、塩焼き定食だけの食堂

2017/6/19

 JR大森駅東口に注目店がオープンした。その名も「鯖なのに。」。入り口には目立った看板もなく、真っ白いのれんがかかっているだけ。そののれんをくぐると、店内は細長いウナギの寝床状の造りで、1階はキッチン、2階には大テーブル3席のみ。一風変わった雰囲気と店名を持つこの店は、「サバなのに、毎日食べても飽きない味」をコンセプトに、「鯖の塩焼き定食」だけを提供する店なのだ。

Summary
1.メニューは1日50食限定の「鯖の塩焼き定食」のみ
2.各界のシェフも惚れ込む「越田商店」の「ものすごい鯖」を使用
3.プロデュースは代沢の人気店「サーモンアンドトラウト」の森枝幹氏

 同店の監修を務めるのは、代沢のレストランバー「サーモンアンドトラウト」のシェフを務めるなど、五感をフルに使った独創的な料理への姿勢で注目を集める森枝幹氏。それを聞いただけでも、ここがただの定食店でないことが予想できる。

■ブランド名は「ものすごい鯖」の至宝のサバ

 この「鯖なのに。」、とにかくサバがすごい。使用するのは、茨城県神栖市で創業62年を誇る「越田商店」が手塩にかけて作るサバの文化干し。「越田商店」は、機械化・工業化が進む干物加工の業界において、今も手作りにこだわる数少ない老舗。都内のフレンチやイタリアンなど、和食のみならず各界の有名シェフからも注目を集める、知る人ぞ知る存在だ。

 干物には、脂が乗った旬の時期に捕れたノルウェー産のサバだけを使用している。そのサバを、40年以上に渡って塩だけを継ぎ足しているという熟成ダレに漬け込んだ後、文化干しにし、自然乾燥する。その名も、「ものすごい鯖」という至宝のサバなのだ。

 この「ものすごい鯖」、調理前の状態から見た目が違う。良質な原料に熟練の処理を施しているため、銀白色に迷彩模様のついた身はつややかに輝き、プリッと肉厚。そして、まるで生魚のフィレかと錯覚するようなずっしりとした重量感がある。

グルメクラブ新着記事

ALL CHANNEL