消費者相談から判明 格安スマホを選んではいけない人格安SIM最前線

筆者も乗り換え後に設定の変更を数人にお願いしたが、うまくいかなかった人もいた。メールや携帯電話に詳しくない人にとってかなり難しい作業だ。

その他にも、「登録はキャリアメールのみ」というサービスもいまだに残っている。ごくたまにでもキャリアメールを使う人は、キャリアメール以外の手段に置き換えられるのかどうか、事前にしっかりチェックしたい。

ショップでサポートを受けたい

相談2:問い合わせ先が電話窓口しかなく、つながりにくい

大手キャリアでは、困ったとき、ショップに行けばスタッフが相談に乗ってくれる。一方、格安スマホの場合、実店舗を構えていない会社が多く、各種相談やサポートはチャットやメールまたは電話窓口で、という場合がほとんどだ。電話がつながったりチャットで返事が来るまでには、多少なりとも時間が掛かる。

ショップでも、混雑していれば待たされることもあるが、来店した瞬間からスタッフが応対してくれる。その時点で窮状を伝えられるので、電話やチャットのような「一人で待たされる」感覚は薄い。

サポートを電話やオンラインに限定しているのも格安スマホの料金が安い理由の一つだが、こうした大手キャリアのショップにおけるサポート体制に慣れていると、ショップを持たないデメリットのほうが上回ってしまう。

最近では、「楽天モバイル」(楽天)や「イオンモバイル」(イオンリテール)のようにショップの整備を進めている通信会社も何社かあるが、店舗数が特に多いイオンモバイルでも全国に約200店舗、楽天モバイルは約150店舗に留まり、大手キャリアに比べればまだまだ少ない。

「スマホが壊れたときや、わからないことがあるときに、スタッフと顔を合わせて相談しながら解決したい」とサポート体制を重視する人も、全国に広くショップを構える大手キャリアのほうがいいだろう。

自分で設定するのが不安

相談3:SIMロック解除をしないと、他社のSIMカードでスマホが使えなかった

SIMだけを契約する格安SIMでは、端末はユーザー自身が準備する。大手キャリアのスマホでも格安SIMに挿し替えて使える機種はあるが、あらかじめSIMロックを解除しておかねばならなかったり、格安SIMでは使えない機能があったりするので、事前に自分で確認しておく必要がある。

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