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ぬりえ貯金でインスタ映え いいね!続々、やる気継続

2017/6/21

インスタ映えすると話題の「ぬりえ貯金」

さまざまなヒットを生み出しているインスタグラムに、「インスタ映え」する「貯金」も出現した。インスタ映えしてお金がたまり、ストレス発散にもなるという「ぬりえ貯金」とは何か。

■1年間続ければ、6万6795円貯まる

「ぬりえ貯金」 とは、500円玉だけを貯金して10万円ためるような「小銭貯金」と「ぬりえ」を組み合わせたもの。「1回貯金したら、1つ、ぬりえを塗る」というルールがある。

ぬりえ貯金にはいくつかのパターンがあるが、多く見かけるのは「365日貯金」だ。

シートには365個のイラストが描かれており、イラストの中には「1」から「365」までの数字が記されている。毎日、どこかの数字に合わせて小銭を貯金し、貯金したら、その金額と同じ数字が書かれたイラストを塗りつぶす。これを365日続けると6万6795円になる。

258円貯金するときは、「258」のイラストを塗る

このぬりえ貯金が「インスタ映えする」ということで、多くのユーザーが自分の「ぬりえ貯金」を撮影し、シェアし始めた。「#365日貯金シート」というタグで検索すると、カラフルな色で塗られたさまざまな「ぬりえ貯金」写真が表示される。完成したらインスタグラムにアップしようという気持ちが、貯金するモチベーションのアップにつながるのだろう。

このぬりえ貯金シートの作者の一人として知られるのが、インスタグラムユーザーの「もぐさん」。2016年1月にオリジナルのぬりえ貯金シートをインスタグラムで披露した。

「それまでよく見かけたのは、エクセルのような表組みを塗りつぶす貯金シート。飽き性の私にはむいていませんでした。そこで、『大人のぬりえ』とミックスすれば楽しく続けられるシートができるのではないかと思い、自分で絵を描いてみたんです」(もぐさん)

もぐさんがアップしたぬりえを見た人から、「このシートが欲しい」というコメントが殺到したため、インスタグラムユーザーのイラストレーターたちがよく利用するコンビニのネットプリントサービスを使って配布。多くの人がぬりえシートを入手し、完成した作品をインスタグラムに投稿した。

もぐさんが初めて描いたぬりえ貯金シート。コメント欄に「このシートが欲しい」という要望が多かったため、ネットプリントを使って配布した

宝島社が17年1月に発売した『みるみる貯まる! 私のお金ノート術』にも、もぐさんのぬりえが付録についている。担当編集の佐藤瑞恵さんによれば、「昨年5月に『夢をかなえる!私のノート術』というムックを出したところ、家計簿とぬりえ貯金の反響が大きかったので、改めて『お金ノート』という形で出版しました」。佐藤さんの予想通り、ムックの売り上げは好調だという。

ゼブラ(東京・新宿)も、もぐさんが新たに描き起こしたぬりえ貯金シートを無料でダウンロードできるコーナーを用意した。「ぬりえ貯金を通じて、手書きの良さを多くの人に感じてもらえれば」とゼブラ広報の池田智雄さんは狙いを語る。17年4月14日のコーナー開設以来、ダウンロード数はすでに1万を超える。

池田さんによると、今回のぬりえ貯金の背景には「コロリアージュ」というぬりえのブームがあるという。

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