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勘違いした「できそうな人」は、なぜ生まれるのか 20代から考える出世戦略(9)

2017/6/6

 仕事が「できそうな人」たちがたまにいます。話の筋道も何やら難しそうで、語尾はいつも断定口調。自信に満ち溢れた話し方ですが、少し上から目線なのが気になります。そして、よく話を聞いてみると、極端なそもそも論だったり、些末なことばかりだったりして、何を言いたいのかがよくわかりません。できると思っていたけれど、実は仕事ができない人たちなのでしょうか。その人ができる人なのか、できない人なのかは、実際により深く接してみないとわかりません。でも、そういう良くわからない状態の人にならないためにも、経験の積み方について理解しておきましょう。

■始まりはちょっとした成功から

 できる人もできそうな人も、自分に自信をもって話している、という行動面は共通しています。しかし話の内容がよくわからなかったり、仕事をしてもらったときのスピードとか品質とかがそれほどでもなかったりして、あれ?と思うことがあります。そして、できそうな人をできる人だと勘違いして付き合っていると、やがてとんでもない騒動に巻き込まれることもあります。また、騒動が起きなくても、結局たいして得ることがなくて時間の無駄だったということにもなりかねません。

 実は、できる人とできそうな人を分けるポイントは一点だけです。その一点が違うために、できる人はどんどん成長するし、できそうな人はそこで足踏みしてしまうのです。

 できる人もできそうな人も、最初のきっかけはちょっとした成功からスタートします。たとえば新規取引がうまくできたとか、良い企画書を作れたとか、何らかの成功体験によって、自分は仕事ができるという感情を得ます。優越感といってもよいでしょう。この優越感によって人は自信を持った行動がとれるようになっていきます。できる人もできそうな人も、この時点では大きく異なってはいません。

■自信を持ったあとの心理が違いを生む

 自信をもって行動することは、あらゆる局面で良い結果を生みやすくします。より多くの人と接することができるようになりますし、良い意味での期待もかけられるようになります。人はそうして、良い期待をかけられたときに成果を出しやすくなるという性質も持っているので、繰り返し成功しやすくなります。逆に自信がない人の場合、自分自身をすべて否定してしまう負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。

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