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国内で1日に刊行される新刊書籍は約300冊にのぼる。書籍の洪水の中で、「読む価値がある本」は何か。書籍づくりの第一線に立つ日本経済新聞出版社の若手編集者が、同世代の20代リーダーに今読んでほしい自社刊行本の「イチオシ」を紹介するコラム「若手リーダーに贈る教科書」。今回の書籍は「いらない部下、かわいい部下」。上司からみた「できる部下」や、部下からみた「無視していい上司」などを現代の目で定義し、20~40歳代の「部下」としてのスキルやキャリアづくりを指南します。

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新井健一氏

新井健一氏

著者の新井健一さんは1972年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、大手重機メーカー、アーサーアンダーセン(現KPMG)、同ビジネススクール責任者、医療・IT(情報技術)系ベンチャー企業の役員を経て独立しました。現在は経営コンサルタントとして活躍しており、著書に「すごい上司」(ぱる出版)などがあります。

給料は上司の「えこひいき」で決まる

会社では様々な年齢や立場の人とチームを組んで仕事をします。そういう人たちと職場や飲み会などの席で「どうしてこんなに話がかみ合わないのだろう」「どうも反りが合わない」と思ったことはないでしょうか。本書は、そうした考え方の違いの原因や乗り越え方を解決策とともに解説しています。

「考えが合わなくても、結果を出していればいい」と思った人は、注意が必要です。人事制度では、一般に上司による評価は公正で、評価される側も納得するものであるべきだとされます。ところが、筆者は「待遇や出世は、最終的には上司が部下を『えこひいき』するか否かにより決まる」「そもそも、査定する側の上司とされる側の部下の関係など、理不尽なものなのだ」と断じます。では、どうすれば「かわいい部下」になれるのでしょうか。

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