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乃木坂46が挑む『あさひなぐ』 舞台と映画で違う色

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デビュー6年目に入り、活動の幅を広げる乃木坂46。新たに挑んでいるのが『あさひなぐ』プロジェクトだ。なぎなたに青春をかける少女たちの成長を描く人気マンガ『あさひなぐ』を舞台&映画化する企画で、それぞれの作品を異なる乃木坂46のメンバーが演じる。舞台は5月20日に東京・EXシアター六本木で幕を開け、6月には大阪、名古屋でも上演された。映画は9月に公開される。

『あさひなぐ』は二ツ坂高校薙刀(なぎなた)部を舞台にした青春ストーリー。中学校では美術部員だった主人公・東島旭が「なぎなたは高校部活界における、アメリカンドリーム」といううたい文句に感激し入部。落ちこぼれてばかりだが、それでもひたむきに練習を続けていく。

舞台版では齋藤飛鳥、映画版では西野七瀬が主演。圧倒的な強さを誇る、旭の憧れの先輩・宮路真春を舞台版では若月佑美、映画版では白石麻衣が演じる。舞台版には生駒里奈や堀未央奈らも出演。映画版には、桜井玲香、松村沙友理、伊藤万理華、生田絵梨花らが出演する。

このプロジェクトを企画したのは、15年公開の映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』を手掛けた東宝の上野裕平氏。映画版の企画・プロデュースと舞台版の企画を担当する。上野氏は「異なるメンバーが、同じ役柄をどう解釈して表現するのか。その違いを楽しんでもらえれば」と舞台と映画の制作を同時進行する狙いを語る。20巻以上あるマンガのどこを描くかも、それぞれのスタッフに委ねられており、1つの原作から味わいの異なる2作品が生まれる面白さもあるという。

「『悲しみの忘れ方~』はいいものができた手応えがありました。でも、ドキュメンタリーはどうしてもファン以外に広がりづらい。なので、もう一度乃木坂46と仕事をしたいと思った時に幅広い層に支持されるジャンルである、青春群像劇の『あさひなぐ』が思い浮かびました」と、この作品を選んだ理由を説明する。

初めてのなぎなたに悪戦苦闘

試合のシーンが大半を占める『あさひなぐ』に挑むうえで、最大の難関はなぎなただ。重い防具を身につけ、身長より長いなぎなたを思い通りに打ち込めるようになるには稽古を重ねるしかない。映画の公開は9月だが、西野や白石ら出演者は1月から稽古に励んでいる。稽古には全日本なぎなた連盟が全面協力。「西野さんは当初、なぎなたを思い切って相手に打ち込むことができず悔しさから泣いてしまったこともあった。でも稽古を重ねる中で気持ちの変化があったようで、撮影に臨む段階では、しっかりとできるようになっていました」(上野氏)。

上野氏は「当初、難易度の高い試合のシーンの大半は代役を立てて撮影する可能性もあった」と言う。しかし、毎日行われる稽古を見ながら監督の英勉氏とも話し合い、メンバーの「自分でやりたい」という意向もあったため、できる限り本人で撮影することを決めた。実際に、ほとんどの試合シーンを本人たちが演じている。

一方、舞台ではカット割りができないぶん、なぎなたの難易度はさらに上がる。舞台版の脚本・演出を手掛ける板垣恭一氏は「セリフが多くて、殺陣シーンも山ほどある。それをマンガを読むのと同じスピード感で進行させたい」と、ハードルを高く設定する。

乃木坂46のメンバーは稽古初日に「原作をちゃんと予習していて、それぞれがしっかり役について考えてきていた」(板垣氏、以下同)。舞台初主演の齋藤に対しては、「若いけれど、役と対峙する姿勢に芯の強さを感じる。やると決めたら実行するタイプ」。また井上小百合は、日頃のキャラクターとは正反対の荒っぽい八十村将子を演じるが、「練習が始まると、一転して乱暴な言葉をすっぱりと言い切る。役柄を正確につかんでいる」と評価する。

このプロジェクトを通じて、乃木坂46がまた一段と成長することは間違いない。

(ライター 西廣智一、日経エンタテインメント! 伊藤哲郎)

[日経エンタテインメント! 2017年6月号の記事を再構成]

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