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Xperiaに先端カメラ 自撮り女子はソニーを選ぶか? 佐野正弘のモバイル最前線

2017/6/5

「Xperia XZ Premium」(上)は「Xperia Z5 Premium」(下)に続く4Kディスプレイの採用だが、新たにHDRに対応したことで、より明暗がはっきりし、立体感のある映像を実現できるようになった

 ソニーモバイルコミュニケーションズが最新スマートフォン(スマホ)「Xperia XZ Premium」と「Xperia XZs」の国内市場向けに発表した。最上位機種の「Xperia XZ Premium」はNTTドコモから、従来機種からのマイナーチェンジになる「Xperia XZs」はNTTドコモのほか、au(KDDI)、ソフトバンクからも発売する。

 両機種に共通するのがカメラ性能の高さ。今回は前機種よりもあえて画素数は下げ、その代わりに1秒間に960コマ(標準速度の32倍)を撮影する「スーパースローモーション」を実現した。

 スマホのカメラに求めるものが写実よりも次第に誇張へと移る中、我が道を行くソニーの戦略は受け入れられるのだろうか。

■カメラの進化ポイントは画素数にあらず

 Xperia XZ Premiumは2017年2月にスペイン・バルセロナで開催された携帯電話の総合見本市イベント「Mobile World Congress」で発表された。世界中のスマホ・メーカーがこのイベントに合わせて新機種を発表する中でベストスマートフォン賞に選ばれた、世界的にも高い評価を受けている機種だ。

Xperiaシリーズの最新フラッグシップモデル「Xperia XZ Premium」。海外でも高い評価を得ているスマートフォンだ

 実際、その仕様は際立っている。ディスプレーは解像度こそ2015年9月に発表された「Xperia Z5 Premium」と同じ4K(3840×2160ピクセル)だが、今回はより立体的でリアリティのある映像を実現するハイダイナミックレンジ(HDR)に対応した。チップセットはクアルコムのフラッグシップ「Snapdragon 835」を搭載。理論値で下り最大788Mbpsの通信速度を実現する。

 だが最も特徴的な機能は、やはりカメラである。

 ソニーはイメージセンサーで世界最大のシェアを持っている。デジカメやスマートフォンのカメラ機能の中核部品だ。その技術がXperiaシリーズにはいち早く用いられ、他社の一歩先を行く新機能を搭載してきた。

 例えば、2016年夏に発売された「Xperia X Performance」では、撮影中に動いている被写体をタップすると、その被写体を追随してフォーカスを合わせ続ける「先読みオートフォーカス」を搭載。2016年冬発売の「Xperia XZ」では、人間が見えない色域も認識して調整することで、自然な色合いを実現する「RGBC-IRセンサー」を搭載してきた。

■0.2秒間の映像を6秒かけて再生できる

 Xperia XZ Premiumは、スマホとしては初となる、イメージセンサーにメモリーを搭載した「メモリー積層型イメージセンサー」を採用した。センサーにメモリーを搭載することにより、撮影した写真を高速に保存できるようになる。Xperia XZと比べ保存速度は5倍高速になっているという。

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