新垣結衣、初の女優1位 広瀬すず、土屋太鳳が上昇タレントパワーランキング2017女優編

日経エンタテインメント!

次に注目したいのは、ドラマ効果だ。新垣結衣と同じく『逃げるは恥だが役に立つ』で好演を見せた石田ゆり子が、16年の83位から大きく順位を上げ、初のトップ20入り。また、15年、16年と目立った活動はCMのみで、16年はトップ30圏外となった吉高由里子は、17年1月クールの『東京タラレバ娘』で約3年ぶりに連ドラ主演し、21位に再浮上した。同じく『東京タラレバ娘』出演の榮倉奈々も、16年の38位から26位と順位を上げている。視聴率が低迷する状況にあっても、幅広い層が見るドラマが与える影響が大きいことを物語っている。

スコアの伸びは四捨五入前の数値で算出したあとに、小数点第2位で四捨五入した

U‐20の若手が急上昇

この1年で大きくスコアが伸びた「急上昇ランキング」で1位と2位を占めたのも、石田ゆり子と新垣結衣の『逃げ恥』コンビ。これに土屋太鳳が続く。

しかしその下に目を向けると、U‐20の若手女優の躍進が目立つ結果に。急上昇3位タイとなったのは、4月に20歳となった桜井日奈子だ。15年にLINE MUSICのウェブ広告で「岡山の奇跡」と呼ばれて話題を集めた彼女は、16年12月には若手女優の登竜門として知られる「JR SKISKI」CMに起用された。ドラマ『そして、誰もいなくなった』などに出演し、女優業にも力を注いでいる。

この他にも、大ヒットアニメ映画『君の名は。』でヒロインの声を務めた上白石萌音(19歳)が8位。NTTドコモなどのCMに加えて『another sky』でMCに初挑戦した中条あやみ(20歳)が10位、16年下半期の朝ドラ『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根京子(20歳)が11位タイ、16年上半期朝ドラ『とと姉ちゃん』でヒロインの妹役を演じた杉咲花(19歳)が13位タイに入った。それぞれ今後も話題作への出演が予定されており、さらなる飛躍が期待される。

21~25歳世代では広瀬アリス(22歳)が7位。16年の急上昇ランキングでも上位だったが、16年も映画『新宿スワンII』やバラエティ番組で活躍してスコアを伸ばした。

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2017年6月号の記事を再構成]

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