ラムスキン素材で快適 北欧製BTヘッドホン
バング&オルフセンはデンマークの高級オーディオメーカー。「Beoplay H4」は、北欧のメーカーならではの質感の高さが魅力のブルートゥース(BT)ヘッドホンだ。随所にラムスキンを採用し、滑らかな手触りと皮革素材による高級感を演出。カラーは、写真のタンジェリングレー以外にも、サンドグレー、チャコールグレーを用意し、どの色も中間色の絶妙な雰囲気が楽しめる(図1)。
再生などの操作は、耳元のボタンで行う。ボタンは、再生/停止ボタンとボリュームの大小ボタンのみとシンプル。迷うことなく快適に操作できる(図2)。スマートフォンなどとはブルートゥースでワイヤレス接続できる。もちろん有線での接続も可能で、オーディオケーブルも付属する(図3)。本体の充電はUSB経由となる(図4)。
ハウジングはやや大きめ。しかし、クッション性の高いヘッドバンドと、柔らかいラムスキンのイヤーパッドのおかげで長時間の使用でもストレスを感じなかった(図5~図7)。
音質はクセのない素直なサウンドが特徴で、ジャンルや用途を問わず、さまざまなシーンで活躍できそう。無料の専用スマホアプリ「Beoplay」で音質の調整も可能。温かみのある「WARM」、エッジの利いた「EXCITED」、音圧を抑えた「RELAXED」、抜けのいい「BRIGHT」の4つの音質効果のかかり具合をタッチ操作で調整できる(図8)。
サイズは幅195×奥行き50×高さ220mm、重さは235g。ドライバー径は40mmで、接続方式はBluetooth 4.2。実売価格は3万3000円前後だ。
(ライター 海岡史郎)
[日経PC21 2017年7月号の記事を再構成]
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