2017/5/27

記事

リボ払いには大きく4種類あるが、注意すべきは「専用カード」と「事前登録型」だ。特に事前登録型の中にはあらかじめリボ払いに設定されているカードがあり、会員が気づかないままリボ払いを続けてしまうケースがある。

カード各社は「店頭で選択したり、設定したりせずにリボ払いを利用したいというニーズに応えた」と説明。こうしたカードのなかには年会費を無料にしたり、利用額に応じてたまるポイントの付与率を通常のカードより高く設定したりして、「お得感」を売りにしている例がある。

できるだけ一括で

意図せずリボ払いになっていることに気づいたら、カードを解約するか使わないのが一番だ。ただ、そのカードを水道光熱費や携帯電話代など日常生活の固定費の支払いに使っていてすぐに切り替えられない場合は、支払額を引き上げるのも手だ。残高が早く減る分、手数料の負担を軽減できる。

リボ払いの毎月支払額をカードの買い物の利用限度額まで引き上げ、実質的に1回払いとする方法もある。高めのポイント付与率など、リボ払いにすることに伴う特典は適用されなくなることもあるが、手数料負担はなくなる。

FPの風呂内氏は「リボ払いになれると金銭感覚が狂い、衝動買いをしてしまうこともある。家計管理の面からもできるだけ一括払いで利用した方がよい」と助言する。

(藤井良憲)

[日本経済新聞朝刊2017年5月20日付]