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女優が躍進した分、嵐は4位と順位を落とした。とはいえ、パワースコア45以上の高い水準は保っている。その年の売上金額が最も多かったアーティストに贈られる「日本ゴールドディスク大賞」の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を3年連続で受賞。ソロでは、『NHK紅白歌合戦』の司会を務めた相葉雅紀、4月期の『世界一難しい恋』が平均視聴率12.9%のヒットとなった大野智が順位を上げ、櫻井翔を加えた3人が同スコアで11位に並んだ。

5位には、昨年よりさらに順位を伸ばした中居正広がランクイン。司会者としての信頼感が年々増しており、5月に休業中のベッキーと対談した『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は、視聴率24.0%を記録した。16年はSMAPの解散という出来事に揺れたが、ポジティブな姿勢で走り抜けた。

盤石の地位を築くタモリは6位、阿部寛は7位となった。芸能生活40周年を迎えたタモリは、レギュラーの『ブラタモリ』(NHK)が高視聴率を連発したほか、昨年3月に日テレ系で放送された実写版『天才バカボン』の主題歌を担当。赤塚不二夫に恩返しをするような縁に恵まれた。阿部は6年連続で上位10位内に入っている。16年は『疾風ロンド』など映画3本が公開されたほか、連ドラ『スニッファー 嗅覚捜査官』に主演した。

そして、9位タイで大泉洋と博多大吉が初のトップ10入り。大泉は主演映画『アイアムアヒーロー』が興行収入16億円超と健闘。NHK大河『真田丸』の熱演も評価された。博多大吉はコンビの支持も高く15位。相方の博多華丸も34位に入っている。

女優ではほかに、深田恭子が44位から19位へとランクアップ。UQモバイルのCMに代表されるコミカルな演技が評判になった。12月公開の『バイオハザード:ザ・ファイナル』でハリウッドデビューが話題になったローラも、45位から24位へと順位を上げた。

スポーツ選手では、10年ぶりに日本一になった日本ハムのエースである大谷翔平が、179位から27位へと大躍進した。

CMで親しみが増した綾野と桐谷が50位入り

31位から50位では、6年ぶりに活動を再開した宇多田ヒカルが32位に登場。NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌となった『花束を君に』の温かい歌詞は、幅広い世代に受け入れられた。

芸人では、渡辺直美が117位から35位にジャンプアップ。MCの仕事が増えたほか、インスタグラムのフォロワー数が日本一となり、10月にはニューヨーク、ロサンゼルス、台北での公演を成功させるなど、世界に通用する才能を印象付けた。17年1月からは、『ぐるぐるナインティナイン』(日テレ系)の名物コーナー「ゴチになります!」のメンバーに。

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