マネー研究所

ポイント賢者への道

著しく高い還元率のモールは要注意 悪質サイトも ポイント賢者への道(12)

2017/5/24

 前回、通販ショップで買い物をする際は、「ポイントモール」と呼ばれるサイトを経由するとポイントが上乗せできてお得だという話をしました。ポイントモールは数多くの企業が運営しています。どのようにして選べばいいのでしょう。

ネット上に入会を勧める記事が載っているサイトもある

 航空券に交換できるマイルをためるのが目的なら、航空会社系のモールを使うのが鉄則です。「JALマイレージモール」や「ANAマイレージモール」などです。ユナイテッド航空やデルタ航空など外資系にもモールはあります。

 例えばANAのモール経由で楽天市場で買い物をすると、楽天のポイントの他にマイルが購入額200円ごとに1マイルたまります。ユニクロやニッセンなど多くの通販ショップと提携しており、日常の買い物で効率的にマイルを増やせます。

 マイル獲得が目的でないなら、自分が使うクレジットカードの会社が運営するモールを利用しましょう。JCBカードなら「Oki Dokiランド」、セゾンカードは「永久不滅.com」、DCカードやNICOSカードは「POINT名人」という具合です。

 注意したいのは、悪質な事業者が運営するサイトが一部にあることです。ポイントがある程度たまった頃に突然閉鎖されたり、強制的に退会させられたりする例が報告されています。

 ポイントがたまるからなどと有料サイトに登録させるケースや、他のお客さんを勧誘しなければポイントがたまらない場合もあります。ネット上で評判を検索すると、入会を勧める記事が載っていたりします。

 悪質サイトかどうかを見極めるのは容易ではありませんが、還元率が著しく高い場合は要注意です。日本インターネットポイント協議会(JIPC)に加盟しているかどうかなど、運営会社の情報を事前に調べるようにしましょう。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2017年5月20日付]

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