授業さぼり麻雀三昧、「神の手」外科医の浦高時代天野篤・順天堂大学医学部付属順天堂医院院長が語る(上)

ただし、放任主義は、私がいたころの話で、今はかなり変わってきていると聞いています。

「浦高名物の強歩大会では3年間トップクラス。外科医に欠かせない持久力は私の強み」と話す

打ち込んだのは、麻雀とスキーだった。

授業をさぼって何をしていたかというと、麻雀(マージャン)です。写真部の部室に地下室があって、その部屋で隠れて卓を囲んでいました。授業に出ても寝ているぐらいなら、麻雀でもやった方がいいだろうという感覚です。麻雀をやる生徒は結構いました。リーグ戦があったぐらいですから。

毎日のように麻雀をしていた時期もありました。数学や化学など自分の好きな科目はきちんと予習して授業にも真面目に出ていましたが、古典などまったく興味のない授業は出ない。逆に、文系希望の生徒は理科系の授業をサボっていたので、全体としてはうまくかみ合っていたんですね。

入学当初からこうでしたので、最初のテストこそ成績は約400人中60番目ぐらいでしたが、そこからだんだん落ちて来て、300番台が定位置になりました。それでも危機感はなく、相変わらず麻雀に明け暮れていました。

麻雀と同じくらい一生懸命だったのがスキーです。中学時代に水泳部だった経験を生かして、高校では水泳のインストラクターやプールの監視員のアルバイトをし、ためたお金で毎冬、スキーに行っていました。

また、浦高には名物の強歩大会というのがあり、毎年、全校生徒が約50キロのコースを制限時間内に自由に走り、疲れたら歩いて順位を競います。

私は高1の時は32位、高2は18位、高3は24位で、運動部に所属していない生徒の中ではトップクラスでした。

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