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欅坂46、超速で駆け抜けた1年 「存在自体がロック」

日経エンタテインメント!

2017/5/22

(写真:佐賀章広)

乃木坂46に続く「坂道シリーズ」第2弾のアイドルグループとして2016年4月にデビューした欅坂46。多感な10代の心情を歌ったメッセージ性の強いデビューシングル『サイレントマジョリティー』がアイドルファン以外にも幅広く支持され、初週売り上げは26万枚を突破。女性アーティストにおけるデビューシングルの記録を塗り替えてロケットスタートを切った。

そこからグループの勢いは右肩上がりが続き、2ndシングル『世界には愛しかない』(16年8月発売)は初週32万枚を記録。3rdシングル『二人セゾン』(16年11月発売)は初週44万枚を売り上げ、デビューから3作連続のオリコン週間シングルランキング初登場1位に。『二人セゾン』はロングヒットとなり、その後、累計出荷が50万枚を突破して日本レコード協会からダブル・プラチナ認定を受けた。乃木坂46はデビューから約1年5カ月かかった地点に(6thシングル『ガールズルール』)、欅坂46はわずか約8カ月で到達した。16年末の『NHK紅白歌合戦』にはデビュー約9カ月で初出場を果たし、4thシングル『不協和音』(17年4月発売)は初週63万枚のセールス。とどまるところを知らない欅坂46旋風は、世に大きなインパクトを与えている。

■予想を上回るスピード感

欅坂46運営委員会委員長を務めるソニー・ミュージックレーベルズの今野義雄氏は「YouTubeで公開した『サイレントマジョリティー』のミュージックビデオの視聴回数がデビュー前日(16年4月5日)に300万回を超えた頃から、我々の予想をはるかに上回るスピードでファンの方々の支持を集め始めた。紅白のお話をいただいたときも、メンバーたちは果たしてこのものすごい速度をしっかり受け止められているのか、浮かれることなく紅白の舞台の大きさを噛みしめ、最高のパフォーマンスを見せられるのだろうか、と感じて。そのために紅白の前に、自分たちだけのライブを成功させて、自信をつける必要があると考えたんです」と振り返る。

欅坂46は、紅白の1週間前となる12月24、25日に有明コロシアムで初のワンマンライブを開催。2日間の3公演で2万7000人の観客を動員、Abema TVでの生中継は視聴者数162万人を超えた。

欅坂46がデビューからの1年間で大きく成長した点は、「楽曲をパフォーマンスするときの表現力」と今野氏は話す。

「欅坂46は、新曲が完成した最初のレッスンで、必ず振り付け担当のTAKAHIRO氏が楽曲のテーマを伝えて、歌詞の意味を全メンバーがしっかり理解することから始めます。その工程にじっくりと時間をかけていることが、メンバーの表現力につながり、欅坂46のパワーの源になっている。メンバー全員の時間を合わせるのがなかなか難しくなっているが、その時間をはしょることはしたくない」(今野氏、以下同)。

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