出張先や旅先のホテルで荷物をほどくと、丁寧にたたんだはずのスーツやシャツがしわくちゃ――。こんな経験をお持ちの方も少なくないはず。シワになりにくく、スマートにパッキングできる「技」をお教えします。
バッグの底にシューズケースに入れた靴を、上部には軽いものや細かなものなどを納めます。真ん中にフラットなものを詰めて、上下のバランスをとるように、バッグの中を埋めていきます。
ジャケットをたたむ際は、まず片方の肩を裏返します。次にもう一方の肩に手を入れて背中側に折り、先に裏返した肩に入れ込むようにして重ねます。左右の肩を合わせることで、ズレやたたみシワが生じにくくなります。裏返すことで、ジャケットの表面にゴミや汚れなどもつきにくくなります。裏返したジャケットに「あんこ」代わりのニットを挟み込んで折りたためば、形崩れを防げます。
スラックスはシャツを巻き込むようにしてたたみます。別々に詰めるとバッグの中で圧迫されてシワになりがちです。それぞれ柔らかいため、そのままではパッキングしにくいですが、重ね合わせることで、形がしっかりするため、バッグに入れやすくなります。先に詰め込んだジャケットの上に納めれば、シャツの襟が崩れにくくなると同時に、バッグから取り出しやすくなります。
(キャリーケース:LUGGAGE LABEL コスメポーチ:PORTER ポーチ:PORTER スーツ、ワイシャツ、ネクタイ:azabu tailor、AZABU THE COSTOM SHIRT)

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