MONO TRENDY

デジタル・フラッシュ

買い物のお釣りは自動貯金 お役立ちフィンテック急増

2017/5/9

PIXTA
日経トレンディ

フィンテックとは、「フィナンシャル(金融)」と「テクノロジー」を組み合わせた造語。テクノロジーで進化させた新型の金融サービス全般を指す、意味の広い言葉だ。一見、一般のユーザーからは縁遠いもののように見えるが実際はそんなことはない。日ごろ使っている金融機関のサービスをスマートフォン(スマホ)などから、もっと簡単に使えるようにしたり、もっと安く使えるようにしたりなど、身近で便利なものなのだ。

ここでは実際にフィンテックによってお金がたまったり、得をしたりする、そういったサービスを紹介する。

■買い物の“お釣り”や歩数連動も、日常生活のなかで勝手に貯金

自分に合ったルールでストレスなくたまる
目的別の貯金を複数設定して管理できる

貯金ができない人でも、フィンテックのおかげで勝手にお金がたまる――。そんな驚きのアプリが「finbee」(ネストエッグ)だ。

同アプリの最もユニークな機能が「おつり貯金」。例えば430円のものを買い、店頭でカード決済をしたとする。すると銀行口座からは切りのいい500円が引き落とされる。残りの70円が、生活費とは別の貯蓄用口座に自動で振り込まれる仕組みだ。本人は買い物をしているだけでこれが実行されるため、「お金があるだけ使ってしまう」タイプの人には効果が大きい。

別の貯金ルールも設定できる。例えば歩数との連動だ。1日の目標歩数を下回ったら、ペナルティーとして一定額が貯蓄用口座に移るようにすれば、健康か貯金かのどちらかが手に入る。位置情報と連動し、特定の場所に行ったら貯金されるといった使い方も可能だ。

こうした機能は、銀行のさまざまな機能を外部のサービスから呼び出すために銀行が用意する「API」を利用している。そのため現状では、住信SBIネット銀行にしか対応していない。しかし「水面下で準備が進んでいる銀行は多数ある」(ネストエッグ)といい、今後は一気に使い勝手が良くなりそうだ。

MONO TRENDY 新着記事

MONO TRENDY 注目トピックス
日経クロストレンド
PayPay100億円還元策の舞台裏 景表法の限界に挑戦
日経クロストレンド
席で注文できるマクドナルド 新キャッシュレス体験
日経クロストレンド
ファミマ新決済の全貌 したたかなキャッシュレス戦
日経クロストレンド
スタバの「スタアバックス珈琲」 成功の裏側
ALL CHANNEL