買い物のお釣りは自動貯金 お役立ちフィンテック急増

ウェルスナビ
インヴァストカード

似たサービスはほかにもある。「ウェルスナビ」はfinbeeと同様にカード決済の“お釣り”相当分を別口座に移す。ただし、貯金ではなく海外ETFを使った分散投資に回す。2017年5月中旬以降に開始見込みだ。インヴァスト証券の「インヴァストカード」は、決済金額の1%分たまるポイントをETFの自動売買投資に回す。

ウエアラブルで歩数を計測、1日8000歩なら後で還元

ウエアラブル端末と専用のアプリを入れたスマホで歩数を管理。まずはドコモショップで発売

健康管理にウエアラブル端末を活用するトレンドが広がっているが、ウエアラブル端末を活用した保険商品も登場した。東京海上日動あんしん生命が2017年8月に発売する医療保険「あるく保険」は、歩数を計測するウエアラブル端末を契約者に貸与。2年間の歩数が1日平均8000歩を超えると、最大で約1カ月分の保険料に相当する額がキャッシュバックされるという。運動習慣があれば健康を害するリスクも低くなるため、そのぶんを保険料に反映するわけだ。「今後は歩数以外の身体データもウエアラブルで計測し、保険料に反映する商品も検討している」(同社)という。なお、3年目以降は基準が変わる可能性もある。

送金や割り勘も安く簡単に

フィンテックで特に利便性が増すカテゴリーが「送金」だ。今年に入り、手数料なしで個人間送金ができるとうたうアプリが相次ぎ登場した。以前から「LINE Pay」などに同様の機能はあるが、送金したい相手が同じアプリを使っていなければ意味がない。その際、資金移動事業者に求められる本人確認の手間がネックだった。

2017年登場した「Kyash」(Kyash)と「paymo」(AnyPay)は、資金移動事業者とは違う仕組みを採用することで、法的に本人確認が不要になるとうたうサービスだ。Kyashは送金されたお金をVISAプリペイドの残高として受け取り、現金での出金を不可能にすることで資金移動事業者から外れた。

メッセンジャーやメールなどを通じて送金や請求のリンクを送信。近くにいるユーザーを検索する機能もある
まだアプリを使っていなかった人は、その場でリンクからダウンロードする。送金側はカードのポイントも付く

VISAプリペイドの残高として受け取ることになり、出金はできないがネット通販などで幅広く使える

paymoは「割り勘専用」で、あくまで個人間の支払いを代行しているという理屈。利用時には取引の証拠となるレシート写真をアップする必要はある。どちらも電話番号による認証だけで使えて、他の人にアプリを入れてもらうハードルが低い。手数料がかからないだけでなく、リリース直後のアプリのため、利用でボーナスがもらえるキャンペーン中である点も魅力だ。

割り勘専用のルール。レシートを撮影し、その金額の範囲内で他の人に請求を送る仕組み。均等割である必要はない
アプリがなくても支払える。送金側はカードにポイントが付き、幹事のポ イントと「2重取り」も

受け取った残高から銀行への出金が可能だが、1回200円の手数料がかかるため、なるべくまとめて行いたい

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