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リーダーの母校

「もう少しで全員留年」 コマツ大橋社長の麻布高時代 大橋徹二・コマツ社長が語る(上)

2017/5/8

コマツの大橋徹二社長(63)の母校は、「男子御三家」の私立麻布中学・高校(東京・港)。大橋社長といえば、トランプ米大統領が選挙中にコマツを名指ししたのを受けて「知名度が上がり感謝している」とユーモアたっぷりに切り返し、株を上げたことでも知られる。いかにも、自由闊達な校風で知られる麻布の出身者らしいエピソードだ。

中学受験で麻布中学に入学した。

一応、塾にも通いましたが、当時の麻布は、今のように必死に勉強しなくても入れました。子供なんて放っておけば育つ、そんなのんびりした時代でしたので、今のような激しい受験競争はありませんでした。

ただ、やはり、麻布に入ってきた生徒は、できる人が多かった。普段はあまり勉強しなくても、試験直前に集中して勉強し、よい点をとる。優秀というよりは、地頭がよいという方が、正しい表現かもしれません。中学1年の最初の中間試験は、私は試験勉強をせずに受けましたが、それほど悪い出来ではないと思っていました。しかし、父兄会の席で、親が担任から「お子さんにもっと勉強させてください」とたしなめられたほど、周りには要領よく勉強する子がたくさんいました。

それでも、高校卒業までの6年間、一生懸命勉強したという記憶はあまりありません。周りにも、いわゆるガリ勉タイプはほとんどいなかった。みんな、試験前に頑張って勉強するだけ。それ以外の時期は、授業以外のことに力を入れている生徒が多かったように思います。

私は、そこが中高一貫校のよいところだと思っています。高校受験がないので、普通の中学生のように、多くの時間を受験勉強に費やさなくて済む。その分、自分の好きなことに思う存分挑戦したり、じっくり自分と向きあうことができたりする。これらは、もちろん、あとで振り返って気付くことですが、中高一貫の麻布に行って、結果的によかったと思っています。

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