デザイン重視派に 透明ガラスのキーボード
デザインを重視した個性的なキーボードが欲しいなら、UPQ(アップ・キュー)のキーボード「キューガジェットKB02」に注目(図1)。本製品は、一般的なキーボードのような物理キーが一切なく、透明ガラスを採用した凹凸のないスッキリしたデザインが特徴。ガラス部分に触れるとLEDバックライトが点灯し、スクリーンキーが青く映し出される(図2)。
ただし、スクリーンキーに触れて文字を入力するのは、それなりの慣れが必要。物理キーのように「F」と「J」のキーに突起がないので、ホームポジションを探し当てるのも目視に頼らざるを得ない。使い始めは苦戦すると覚悟しておこう。また、日本語と英語を切り替えるキーがないので、ショートカットキーを使う(図3)。
パソコンで使うには、背面のマイクロUSB端子に付属のケーブルを挿して接続すればよい(図4)。またブルートゥースにも対応しているので、ワイヤレスで接続することもできる。
キーボードからタッチパッドに切り替えられるユニークな便利機能を搭載する(図5)。キーボードとして使っている最中に切り替えキーに触れると、ワンタッチでガラス部分が巨大なタッチパッドになる。タッチパッドは、ウィンドウズ10のジェスチャー機能に対応する。画面の拡大やウェブページのスクロールなどを、触れる指の数と動きだけで素早く実行できる。
サイズは幅340×奥行き162×高さ18mm、重量は515g。無線連続使用時間は約10時間(メーカー公称値)だ。
(日経PC21 石坂勇三)
[日経PC21 2017年6月号の記事を再構成]
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